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パーティを彩るご馳走や 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

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メーカー f0d0487d156df 発売日 2025-05-20 08:47 定価 9500円
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パーティを彩るご馳走や 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像1 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像2 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像3 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像4 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像5 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像6 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像7 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像8 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像9 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像10
26.7×18㎝

【題箋】
  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』
  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』

【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。肉筆俳句入『車谷長吉句集 限定7/100部』湯川書房 2000年 肉筆署名・印入。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。北原白秋/署名(サイン)●歌集『白南風』●口絵:山本鼎/著者自装・背革・天金装●アルス刊・昭和9年・初版・函付・約20.5×16cm。
*****************************************************
序一
 【内題】古今和歌集秘註
 序一
    序1丁
    本文
     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
            ↑
            ↓
     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
*****************************************************
序二
      29しかあるのみにあらす 2丁表
            ↑
            ↓
      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
      
    追加
     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
     ↑
           ↓
                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏
    
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
 『伊勢物語 51段』
 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
          ~「『へ』←→『ゑ』。室井其角全集〈函入り4冊組〉石川八朗,今泉準一,鈴木克忠,波平八郎,古相正美 共編◆勉誠社/1994年◆江戸俳諧/俳諧史。仮名遣いの指摘?」~
********************************************************************
【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。歌集 飛行 献呈署名入/葛原妙子/白玉書房。参考にされたい。二四代集 安永四(1775)乙未九月刊。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。366/岡井隆コレクション 全8巻セット/思潮社/1994-96年 全巻月報付。
                (若干の間違いはご容赦を!)

古今和歌集仮名序                    
                        ~ 一 ~

01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、

02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。A138  飯田龍太全集 全10巻 飯田龍太著 角川書店 S9904。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。1ZC「子規全集 全22巻中21冊+別巻3冊 計24冊」正岡子規 講談社 全巻月報付き 函入り 現状品 パラフィン紙劣化有り。

03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。現代短歌全集 1〜13巻セット。

04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。【著者直筆サイン栞付き】『水惑星』●栗本京子著●雁書館●1984年刊●全159P●検)歌集随筆短歌俳句。

05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。夜詠百五拾首 正敬撰。

06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、

07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。田中寒楼 田中寒樓 本 歌集 寒楼 村尾草樹 編 限定品。

08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。▲01)【同梱不可】玉籠集 上中下巻 3冊揃いセット/飯塚久敏/和本/和歌集/A。

09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。齋藤史 全歌集/1928-1993。

10 33表 かくてぞはなをめで、

11 33表 とりをうらやみ、

12 33表 かすみをあはれび、

13 33裏 つゆをかなしぶ

14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。初版 諸注評釈 新芭蕉俳句大成 堀切実。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。高浜虚子葉書。

15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。閒雲 間雲 島野三秋 非売品 春夏秋冬 昭和11年 對山居 戦前 詩集? 漆 蒔絵。

16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、

17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。トレドの葵 限定41部 総革天金装 毛筆識語落款入 マリオ・アヴァティ銅版画一葉入/塚本邦雄/書肆季節社。

18 42表 そも歌のさまむつなり。室生犀星肉筆句稿1葉入『句集 遠野集』限定137部(冬冊43部本)春慶塗函付・大倉半兵衛摺木版画装。からのうたにもかくぞあるべき。加藤周一歌集 限定150部 総革装 署名入/加藤周一/湯川書房。 
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。句集 遠雷 木下夕爾  献呈句署名(安藤一郎宛) 昭和34年 初版函。

20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。与謝野晶子 短歌短冊「明日という・・」。

21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。須永朝彦書簡。

22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。俳句軸 真作 小林一茶 大綱宗彦 肉筆・直筆 レトロ 1627 肉筆 俳句 京都雲屋。

23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。◆送料無料◆『塚本邦雄』まとめて18冊 識語 落款 毎日新聞社 白水社 筑摩書房 人文書院 湯川書房 A138。

24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。蛇 献呈署名入/赤尾兜子/俳句研究社。

25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。子午線の繭 (1964年) 前登志夫 白玉書房。

26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。歌集 日本人霊歌 塚本邦雄 昭和33年 初版カバ。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。斎藤茂吉短歌『高原に光のごとく鶯のむらがり鳴くは楽しかりけり』署名 軸装《真作》。

27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。歌集 死をみつめて 原阿佐緒 大正10年 初版函。

28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。尾上柴舟原稿『昔ばなし』23枚完「何か昔話でも」という御話であるので...《真作》。

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                        ~ 二 ~

29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、

30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、

31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、

32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、

33 04表 まつむしのねにともをしのび、

34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、

35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、

36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。就眠儀式 須永朝彦吸血鬼小説集 特装限定77部 毛筆署名入 著者自刷木版口絵一葉入/須永朝彦/西澤書店。

37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、

38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、

39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、

40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、

41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、

42 09裏 したしかりしもうとくなり、

43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、

44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、

45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、

46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、

47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、

48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、

49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。彗星楽 限定30部 背コーネル革マーブル装 著者手彩色線描画・識語署名入/塚本邦雄/書肆田中。

50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。道歌大観 全 松尾茂編  [管理番号105]。

51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。歌集 不知火 水町京子 毛筆献呈署名 大正12年 初版函。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。桐の花 抒情歌集 アルス版初版/北原白秋/アルス。

52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。植田年(植田竹香)『代餅佳調』明治31年非売品 倉敷町の村長町長をしていた植田年の還暦記念の配り本で同郷近在知友の和歌詩文600を収む。

53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。紀記歌集 上・下二冊 弘化二(1845)年刊。

54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。俳句・短歌4冊セット ①現代俳句大事典 ②名歌名句辞典 ③現代短歌辞典 ④現代短歌大事典。うたにあやしうたへなりけり。蕪村全集 1・3・4・6-8巻の6冊セット 月報付 与謝蕪村 講談社 単行本。

55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。即決★芭蕉自筆本 奥の細道 複製 限定120部 平成八年 松尾芭蕉 (管理190266820)。 

56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。鬼貫のすすき/永田耕衣/特装愛蔵版52部の7番/昭和51年【著者サイン入、真贋不明】。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。元禄 枯尾華 上(上下二冊の内) 阿心菴永機編・其角堂機一校。

57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。220612★N17★森のやうに獣のやうに 河野裕子歌集 沖積舎 昭和60年発行 帯付き★希少 森のように獣のように。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。三省堂名歌名句辞典 机上版 佐佐木 幸綱。 

58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。空には本 献呈署名入/寺山修司/的場書房。

59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。断金帖 限定25部 肉筆本/塚本邦雄/書肆季節社。

60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。366/岡井隆コレクション 全8巻セット/思潮社/1994-96年 全巻月報付。

61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。♪自筆句署名入 原石鼎『石鼎句集』昭和23年初版 かびや発行所(著者発行)昭和24年にも発行されていますがこちらは元版オリジナルです。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。新歳時記 全5巻揃 平井照敏 河出文庫 全て新版。

62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。俳句の魅力 阿部青鞋選集 妹尾健太郎編 沖積舎 あべせいあい。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。い53-048 現代短歌集 現代日本文學全集 90 筑摩書房。

63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。加藤楸邨歌集 起伏 句署名 限定(134/500) カバー。

64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。伊勢物語 和歌 写本 上・下 二冊 肉筆【簡易帙(ボール紙製)入】。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。蝶―歌集 (かりん叢書) ながらみ書房 渡辺松男。

65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。誹諧新式 青木鷺水 元禄十一(1698)年 戊寅。

66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。定本 烏宙論/河原枇杷男/序曲社(私家版)。あはれなるやうにてつよからず。俳書の世界 日本書誌学大系84/雲英末雄/青裳堂書店/1999年。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。十論為辨抄 始中終 三册。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。阿波野青畝 俳句 羽黒詣。

67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。富澤赤黄男短冊短冊。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。[俳諧] 四時行 乾巻・坤巻 2冊 湖雲堂近江屋利助★ko2.85。

68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。Y3D1-240607 レア[摺鉢谷小屋 昭和31年 1956年 森西鳥]高松商高農園。

69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。誹風 柳多留全集 校訂者・岡田甫。

70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも

71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、

72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 

73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、

74 52表 ほとゝぎすをきゝ、

75 52表 もみぢをゝり、

76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、

77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、

78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、

79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、

80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。みの虫 芭蕉翁遺墨集 福岡 觀魚莊藏 昭和20年5日発行。

81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。■俳諧類舩集索引 全2冊揃(付合語篇・事項篇)【近世文芸叢刊 類船集 別巻】般庵野間光辰先生華甲記念会 野間光辰=監修 ●俳句 和歌 連歌。

82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。歌集 瑞垣 直筆歌署名入/須藤泰一郎 小川千甕装 橋田東聲序/覇王樹社。

83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。柳原白蓮 短歌 絹本。

84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。銀河蒼茫 野村秋介獄中句集。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。【送料無料】短歌【安立スハル全歌集】コスモス 中古美品。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。♪永田耕衣宛署名入 西村白雲郷『句集四門』昭和27年初版 永田耕衣による書入れ、〇印(鉛筆)あり。
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追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの 
  なかぬかきりはあらしとそ思ふ

02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
  袖ふりはへて人の行らん

03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
  雪とのみこそ花はちるらめ

04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
  世をうち山と人はいふ也

05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
  夢としりせはさめさらましを

06 62表 深山には松の雪たに

07 62表 我衣手に雪はふりつゝ

08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは

09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに

10 62裏 たけがり

11 62裏 すみのえのきしによるなみ

12 63表 袖ひちてむすひし水の

13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の

14 63裏 植しうへは秋なきときや

15 63裏 たつた川もみちみたれて

16 63裏 立田川もみち葉なかる   


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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」

※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)

昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
  花こそ散らめ根さへ枯れめや

※『古今和歌集』 巻五 秋歌下 

 人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  
268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ  
  花こそ散らめ  根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。☆斎藤茂吉『歌集 赤光』東雲堂;大正8年;初版;本カバ付;巻頭カラー口絵*処女作で清新な歌風によって歌壇-文壇に大きな影響の834作を記載。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。【著者肉筆サイン入り】 三橋敏雄全句集 立風書房 1982 函入り単行本 文学 文芸 俳句 句集 三橋敏雄。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。Z 13-2 本 人文書院 特装限定版 星餐圖 塚本邦雄歌集 昭和46年12月25日発行 限定100部 第16番 292ページ。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。漢詩作法入門講座 太刀掛呂山 インデックス 書き込み付箋 写真の通り有り。
※梱包材の再利用に努めています。♪平畑静塔処女句集『月下の俘虜』昭和30年初版函付 署名箋&自筆葉書3枚付。ご理解下さい。江戸川柳解釈と鑑賞シリーズ『誹風柳多留輪講/研究』20~23篇(輪講)30篇~42篇(研究)17冊 清博美 編 川柳雑俳研究会 1996~2020年。

 

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