【ギフ_包装】 石田梅岩著『倹約斉家論』（延享元年刊） - 心學研究社 和書

■〈倹約〉斉家論［倹約斉家論］石田梅岩 勘平 石門心学 延享板A

【判型】半紙本2巻2冊。w∞6　江戸期　住吉物語　すみよし物語　上・下　全2巻揃い　絵入本　挿絵本　紐綴じ　和本　古書 / E02。縦225粍。法忍律師歌詠。

【作者】石田梅岩（勘平）作・序。【中古】 人生には必ず活路がある (1962年)。

【年代等】延享元年5月序。【中古】 怠惰への挑発 (1966年)。延享元年9月初刊（［京都］小河新兵衛（玉山園）板）。修正民法草案　明治発行。

【備考】分類「心学」。【中古】 身体的行動 (1953年) (てすぴす叢書 第20 )。『〈倹約〉斉家論』は、万人が生まれながらにして持っている、私心のない正直に立ち帰るための実践行としての倹約を説いた、梅岩の晩年の著作。西国巡禮歌圖繪 上中下。上下2巻からなり、まず上巻は、梅岩が享保14年に開講してからの15年間を振り返り、日頃から門人に倹約を説いてきたが、その教えを長年受けてきた門人の有志が「家を治るは倹約が本」と得心し倹約の実践を誓い合ったことを紹介し、倹約に思いが至ったのは殊勝なことと讃える。讃州象頭山金比羅霊験記　上下　巻一～五　江戸時代　和本　古典籍。しかし、衣食住は人間の楽しみだから世間並みにすべきだとある学者が批判したのに対し、梅岩は今日の衣食住は奢りそのもので、町人が破滅するのも全て愚痴と奢りのためだと戒め、富裕な町人の伊勢参りや大坂での大火事の罹災者の話を引き、平和な社会で暮らせる御高恩を強調する。蔵出し【 九星 本暦 方位便覧 萬民活用書 太陽略暦 など 大量 まとめて 】陰陽師 八卦 易学 占い スタンプ 古い 大正 戦前 和本 古書。下巻は、儒書の講釈の際に、梅岩が袴着用を義務づけないのは非礼であり聖人の道を説くことを批判する者との問答から始まる。日本歴史大系　全６冊　井上光貞他。梅岩は、実意のない形式的な礼こそ非礼であり、誰もが気兼ねなく聴講するための配慮だと反駁し、「文学は末、身の行ひは本」という本末を見極めることが学問の要であると述べる。【中古】 愛の島々 (1958年) (人と自然叢書)。続いて、門弟達が申し合わせた「倹約の序」を披露するが、これを批判する者との問答で、修身斉家のための倹約に身分の違いがないこと、名聞・利欲・色欲などの放心が不仁を招くこと、私欲に基づく吝嗇と正直に基づく倹約の違いなどを諭し、「倹約をいふは他の儀にあらず、生れながらの正直にかへし度為なり」と明言する。【中古】 日本農村教育 (1943年)。さらに、洪水の被害により売掛金が回収できず借金の返済もままならない商人の相談に対し、梅岩が「家財残らず売り払ひ、赤裸になり、借金を済さるべし」と助言した逸話から、「ありべかゝりの正直」を貫く意義を説き、梅岩が勧める「倹約」が単に衣服や財器のことではなく、「私曲なく心を正しふする」ことにほかならないと諭す。【中古】 性の心理学的研究 (1956年) (世界性学全集 第1 性問題研究会編 )。なお、初板本（小河新兵衛板）刊記部分の書籍広告中に、「倹約斉家論 二冊 同（石田先生）撰 童蒙ノ為ニ四民日用家脩ノコトヲ平仮名ニテ記ス」と紹介する。【中古】 工芸と社会 (1947年)。なお、初板本には下巻末尾の「門人蔵板」の記載がなく、明和5年板以降に付記された。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　小笠原　古文書。

★原装・題簽付・美本。【中古】 監査基準と監査手続 (1973年)。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、原装・題簽付が、2,000円（痛有）～4,000円（題簽痛・表紙痛・少虫損）】。古文字詁林 7巻セット 李圃主 中文 古文字詰林 上海教育出版社。