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新品 :35238280541
中古 :35238280541-1 |
メーカー | 75d65 | 発売日 | 2025-05-21 06:24 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「香煙引到楚香処」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
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閉じる琵琶を弾く匂宮と中の君(拡大/国宝)
閉じる匂宮の紅葉狩の舟下りを見る大君と中の君
閉じる左は薫の君、右は大君と中の君(総角の絵)
閉じる大君・中の君姉妹と匂宮(網代車・宇治)
自筆「源氏物語」の「総角(あげまき)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。人間国宝 十四代酒井田柿右衛門 錦岩菊文一輪☆z46。
「総角の巻」の主人公は、源氏の君と女三の宮の皇子・薫の君と今上帝天皇と明石中宮の皇子・匂宮のきらびやかな恋物足りが描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。十二代酒井田柿右衛門 白磁香炉 美しい作品t70。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。2401012【有田焼 十二代 酒井田柿右衛門】錦鶴亀松 十角大皿 37cm 飾皿 柿右衛門 角福 渦福 銘 共箱。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。12代酒井田柿右衛門 一輪生 美しい景色 s780。現在の今上天皇と系譜がつながっている。有田焼 舘林古林庵窯 錦四季之図 八角形 鉢 共箱(桐箱) 未使用。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。【名品】十三代酒井田市右衛門 染錦 柿文 急須 茶注 徳利 2点セット。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。人間国宝 十三代酒井田柿右衛門 錦菊鳥陶額皿 美しい作品k41。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。古美術 酒井田柿右衛門 白磁 太白菊童子彫 置物 時代物 極上品 初だし品 C4129。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。人間国宝 十四代 酒井田柿右衛門 錦菊鳥文瓶 栞付 色彩豊かな逸品 m835。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。和美】人間国宝 十三代 酒井田柿右衛門 染錦 瓢文 汲出碗 4客 共箱 茶道具 煎茶碗 ぐい呑 酒器 徳利 猪口 盃。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。十三代酒井田柿右衛門 染付水玉香合 h757。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。【小】4201 真作保証 十三代柿右衛門作 色絵秋草鶉文香炉 共箱有 茶道具 古美術収集家放出品。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【開】明治時代 『十一代辻勝蔵』作 「辻製」刻印 色絵鷹に篭図飾皿尺二寸(36.5cm) SS30。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。【G1168】有田焼 緒方松右衛門 柿右衛門様式 飾皿 大皿 一尺五寸 径45.8cm 共箱 皿立付き 即決 送料無料。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。◆ 柿右衛門 色絵唐子花図 見込み五弁花 八角小鉢 3客セット ◆。また、各巻ごとの書かれた年については不明。【小】4271 江戸期 古伊万里柿右衛門様式 色絵染付牡丹獅子文小壺 茶入 保管箱有 仕服有 茶道具 古美術収集家放出品。従って、応永五年とは、書き始めの年である。古伊万里 有田 明治期 唐獅子牡丹皿。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。【真作保証】『小畑柿右衛門』作/染錦柿の画香合 <240124047>。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。【開】明治時代 『十一代辻勝蔵』作 「辻製」刻印 色絵鷹に篭図飾皿尺二寸(36.5cm) SS29。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。十三代 酒井田柿右衛門 菊文一輪生 凛とした立姿 e844。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。中期柿右衛門様式 乳白手素地皿 陽刻花唐草紋 江戸時代中期 箱有。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。人間国宝 十四代 酒井田柿右衛門 柘榴梅菊文鉢 ★細やかな絵付け★o863。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。13代柿右衛門 濁し手 1尺2寸皿 大皿 松竹梅花籠手 おまけ高級皿立て付き 本歌保証 有田焼。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。人間国宝十四代 酒井田柿右衛門 錦花鳥 一輪生 共箱。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。●504327 有田焼 人間国宝 酒井田正 (14代 酒井田柿右衛門) 錦苺花文 花瓶 貴重な14代襲名前の作品です。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。【小】4225 真作保証 十二代酒井田柿右衛門作 色絵花文鉄仙図小鉢 二十客揃 共箱有 料亭 和食器 古美術収集家放出品。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。☆ 十三代 酒井田柿右衛門 錦 数珠玉文 陶額 陶板 サイン有。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。柿右衛門 花瓶。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。酒井田柿右衛門 色絵 小壺 / 有田焼 柿右衛門 鳥の図 花入 花生 小壷。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。即決! 人間国宝 14代柿右衛門 錦 菊花鳥文 瓶 共箱 共布 栞付 未使用。
出品した「源氏物語」は総角(あげまき)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。十二代 酒井田柿右衛門 唐花画 灰皿 共箱。総角の巻は、源氏の君と女三の御子、薫の君と今上天皇の皇子・匂宮の恋物語を描いております。江戸保証 古伊万里 柿右衛門様式 鳥の図皿 江戸中期参考品 色絵 小皿 灯。大君と中の君の姉妹は、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮を父とする。E015*陶磁器* 十四代柿右衛門 花実文 珈琲碗皿 6客揃 /カップ&ソーサー。八の宮のなきあと宇治にこもる大君と中の君の姉妹のうち、大君との結婚を望む薫の君(母は、前朱雀天皇の皇女・女三の宮)は老女房の弁たちの手引きで大君の寝所に入るが大君は気配に気づき隠れてしまう。【政】31240 古伊万里向附 5個 柿右衛門手 有田 骨董。大君の意思を知った薫の君は中の君を匂宮(今上天皇と明石中宮の皇子)に紹介し結婚させようと考え、九月のある夜ひそかに匂宮を宇治に案内し、中の君と逢わせてしまう。■ 日本古陶磁 ■ 江戸前期作 初期柿右衛門 薄瑠璃地 金彩瑠璃釉赤絵 獅子牡丹文 輪花皿 <221013016>。しかし、母后・明石中宮に反対され、その後は身分柄思うように宇治を訪問することができない。保管品 十三代 酒井田柿右衛門 染錦柿文深皿 共箱★真贋保証(管理ID:4230)。大君と結ばれぬまま終わった薫は深い悲嘆に沈む。有田焼 人間国宝 十四代酒井田柿右衛門 梅竹鳥文一輪生 共箱 花瓶 花入 花器 陶芸 日本美術工芸品。一方、薫の君の悲しみを人伝てに聞いた明石中宮は、「ここまで想われる女人の妹姫なら、匂宮が通うのも無理はない」と思い直し、匂宮に「二条院へ妻として迎えても良い」と認めた。KA28 十四代 酒井田柿右衛門 錦 苺文 皿 五客 5寸 幅15.2㎝ 栞・共箱付。匂宮は、中の君を京の二条院に引き取る決意をする。人間国宝 柿右衛門 蓋付き茶碗5客 急須セット 柿右衛門窯。
原本自筆上部に「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。江戸時代 柿右衛門様式 飾皿15cm 空白の美 金継 有田 古伊万里 中皿。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節である。酒井田正 酒井田柿右衛門 14代 湯呑 5客セット 人間国宝 有田焼 伊万里焼 柿右衛門 3IFA697。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている。14代柿右衛門 柿文湯呑一対 味のある品です★x742。前漢の武帝王が美しい李夫人の死をいたみ「反魂香」を九華帳(漢王の寝室にかける,幾重もの花模様のついた,美しいとばり)の中で香を焚くと、美しい夫人の魂が煙に導かれ魂を呼び返してその姿を煙の中に夫人の姿が現われる。■ 日本古陶磁 ■ 江戸時代作 古柿右衛門 色絵花蝶文 五寸皿 <221121040>。紫式部が「総角」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解したうえで、「総角」の中の「大君が父君の八の宮を呼ぶべき煙がほしい」という意味から原文の中で、「人の煙にありけむ香の煙そ、いと得まほしくおほさるる」と書いていることから紫式部が「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の「反魂香(はんごんこう)」の漢詩に共鳴していることがよくわかる。夕霧、小野の里の宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)の邸の妻戸にたたずむ「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道41B。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。時代 柿右衛門手 錦花文皿5枚 幅:15.3cm 幕末~明治/22J036。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
「総角」の巻は英文で「Trefoil Knots」と表記されます。柿右衛門様式 桃形向付 五客組 段箱付き 裏面に雛様の絵付け有り。
《自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。R-062430 十二代目 酒井田柿右衛門 染錦 唐人物画 2.8寸 約8.5cm 湯呑み5客セット(汲出、共箱付き、蕎麦猪口、和食器、二寸八分)。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の一節です。D900 十四代 酒井田柿右衛門 錦梅鳥文一輪生 共箱 柿右衛門窯 真作保証。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている「白氏文集」の中の有名一節です。十三代 今泉今右衛門(造)色絵薄墨草花文 珈琲碗 共箱 カップ&ソーサー コーヒーカップ 人間国宝 美品 z3974n。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。●○人間国宝 十二代 酒井田柿右衛門 作 菓子器 染錦 龍鳳凰文 渦福銘 日本美術○●。)
「自筆原本」
自筆右下の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。☆お料理屋さんの器 柿右衛門写し 渦福銘 金彩色絵松竹梅八角向付 五客。
自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。【今だけ価格!】 伊万里 上白磁 色絵獅子花紋 蓋物。
この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節です。R-061953 無形文化財保持指定 人間国宝 十二代 柿右衛門 染錦 宝文 吸出し碗10客セット(湯呑み、煎茶、茶器、共箱付き、色絵、作家物)。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。◆ 十三代酒井田柿右衛門『白磁鳳形置物』共箱 ◆。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。委託品キ 陶磁器 伊万里 有田 骨董 柿右衛門 灰皿 錦 共箱 中古品 美品 ヤ80。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。【NHK大河ドラマ】徳川家康と前田利家が仲直り・茶人・江馬細香(大垣藩医・江馬蘭斎の娘)「日本外史」自筆・緒方洪庵・旧所蔵5A。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。酒井田正( 14代 酒井田柿右衛門 )「錦 秋草文 壺」 花器 花瓶 共箱 y-311。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節で「白氏文集」に由来するものです。交渉有り 延宝~元禄 柿右衛門手 赤絵染付 橘に下り藤図 茶碗。》
《はかなき御くたもの》・・・をも、きこ(聞)しめ(召)しいれす、
たゝ、よは(弱)りになん、よは(弱)らせ給ふめりし」
「うはへは、何はかりこと々、物深けにも、もてなさせ給はて、
下の御心の、限りなく、何事も思すめりしに」
「こ宮の御誡めにさへ違ひぬること」と、あいなう、人の御うへを思し、
惱みそめしなり」と、きこえて、折々にの給ひしことなと、
語りつゝ、誰も々、泣き惑ふこと盡きせす。十四代 酒井田柿右衛門 蓼文 一輪生。
「わか心から、あちきなきことを、思はせたてまつりけんこと」と、
とり返さまほしく、なへての世もつらきに、念誦を、いとゝあはれにし給ひて、
まとろむ程なく、明かし給ふに、また夜ふか(深)きほと(程)の
雪のけはひ、いと、さむ(寒)・・・・《けなるに》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。《値下》 柿右衛門様式 色絵柿右衛門鉢(岩、松、梅紋)大鉢。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《桐壺天皇の皇子・八の宮の御子・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語》
《薫の君、宇治の大君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)の邸を訪ねる》
《雪の降る深夜、匂宮(今上天皇の皇子)宇治山荘を訪問》
《(弁の君)「ただあの宮(匂宮・今上天皇の皇子)のなされかたを心外なと存じあげられ、
世間のもの笑いになることと深くお嘆きあそばしたようでございました。【古伊万里 色絵柿右衛門 元禄柿右衛門 陽刻柘榴文 六寸皿×五枚 時代保証】時代箱付。
ですが、それでもさすがにこの妹君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫宮・中の君)にはお胸の中を
知られ申すまいとして、ご自分のお心ひとつにこの御仲をお悲しみのご様子でしたが、
そのうちにほんのわずかの御くだもの》・・・・・さえも召しあがらないようになって、
ただお弱りになる一方のようでございました。交渉有り 古伊万里 江戸時代 笛吹童子香炉 柿右衛門様式人形。
うわべではこれといって大げさにご心配事のある御面持(おももち)をもお見せになりませぬけれど、
お心の底では何事によらずどこまでもつきつめてお考えのようでございました。十四代柿右衛門 濁手 梅 花瓶。
ですから、父宮(桐壺天皇の皇子・八の宮)のお教えにまでそむいてしまったと、
このお方の御身の上のことを、そうまでお悩みにならずともと思われるほどご心痛あそばしたのが因(もと)だったのでございます」と申しあげて、姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)が折にふれておっしゃったことなどを
語り出しては、誰も彼も際限なく涙を流して取り乱している。特選品 CB-153 濁手薔薇文花瓶 十四代 酒井田柿右衛門 人間国宝 共箱 本物保証 美術品 重要無形文化財。
《四十・雪の降る深夜、匂宮(今上天皇の皇子)宇治山荘を訪問》
中納言(薫の君)は自分の不心得からどうにもならぬ憂き目におあわせ申したことと、
昔を今に取り返せるものならと、およそこの世の中が悲しく思われるので、
一段と熱心に念誦(ねんず)なさって、ほとんどお眠りにもならず夜をお明かしになる。【政】28490 柿右衛門錦手花瓶 ひょうたん形 箱入 伊万里 有田 骨董 古物。
だが、まだあたりの真っ暗な時分に、雪の降る気配がいかにも寒・・・・《そうななかを、
大勢の人の声がして、馬の嘶(いなな)きが聞えてくる》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。初荷です ◆宮中の器 精磁会社 色絵地紋六方花卉文六角浅鉢 在銘 精磁會社謹製 ◆銘が消えかけてますが本物保証 縁に小ホツ 高台に小カケ。
《Trefoil Knots (総角)》
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
You couldn't always be sure what she was thinking,
but there wasn't much that she missed.
The beginning of it all was her father, and then there was her sister―
she was sure she had done exactly what he had told her not to do."
They would recount little incidents, and at the end of each
interview the household was abandoned to tears.
It had been his fault, thought Kaoru, wishing he had it all to do over again.
He lost himself in prayers and turned away from the world.
《総角》
大小姐表面上看来事并不分操心,
而心底里深奥无限,无何事都要仔思考。【茶】十三代 酒井田 柿右衛門 錦 粟鶉文 花瓶 一輪挿。
二小姐的事一味,悲自己不王大人的也背了。★人間国宝 十三代 酒井田柿右衛門 柿右衛門 錦花鳥文花瓶 花器 花生 花瓶 壺 柿右衛門様式 伊万里 有田焼 色絵 赤絵 20cm 美しい赤。”
又追述大女公子生前常的,者无不掩面哭泣,
悲不已。★※★※色絵 柿右衛門 花鳥文 煎茶碗 五客★※★※。薰中言回想:“此乃我太糊,
致使大女公子无端遭此。柿右衛門香炉-状態悪い。”他恨不得挽回以前的。九谷焼き 柿右衛門風 花鳥文 22cm 中皿 5客 西とA。
推而广之,得人世一切都可怨恨。■茶道具 江戸中期 柿右衛門 布袋唐子文袋形水指 昭和28年 東京美術倶楽部落札札付き。便心一志地念佛,
准通夜不睡,直到天明。a1015 貴重品! 柿右衛門樣式 色絵葡萄栗鼠図 植木鉢 検:鉢/盆栽鉢/盆栽鉢。
在夜色甚深、・・・・・《雪凛冽之》
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。(翔)古伊万里 色絵 染錦 江戸中期 元禄享保期 菊 梅 牡丹 草花 花尽 鍔縁 輪花 大皿 九寸 表裏全面文 深皿 1700年~1730年代前後。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。酒井田柿右衛門 13代 ★ 錦 花実文 皿 5枚 ★ 共箱 栞 ★ 梅 菊 石榴文 小皿 ★ 小品ながら丁寧な絵付が雅な良作 ★。
左の写真2枚が「源氏物語」総角の巻の末尾(原本番号88-B)右面と左面の押印。酒井田柿右衛門 14代 ★ 錦双鶴文ぐい呑★共箱栞★ 人間国宝 ★吉祥の雅な逸品★伊万里焼★酒器★盃★。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。酒井田 柿右衛門 染錦 柿文 茶器 急須&湯呑5客セット。冬姫は内大臣・通誠の養女。*華**【即決】古伊万里/色絵柿右衛門様式沈香壺/一対/明治時代(骨董古美術H903。
冬姫は通称。未使用品!十三代目 柿右衛門 皿揃。正式な名は伊達貞子。★ 人間国宝 十三代酒井田柿右衛門 東大寺長老 清水公照 合作 無形文化財 有田焼 柿右衛門 瓢箪花瓶 花器 古美術 美術品。左端の写真は「総角の巻」末尾の拡大写真。酒井田柿右衛門 13代 ★ 染錦 捻草花文 花瓶 ★ 共箱 栞 ★ 造形良く徳利にも使えそうな大きさの逸品 ★ 伊万里焼 有田焼 ★。
左上の篆書体は、「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の押印。【A10614】古伊万里 色絵金彩 阿蘭陀船文鉢 哲山作 飾鉢 大鉢 25cm ※共箱あり。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。柿右衛門=唐人、風景文皿(裏文=ブドウにリス=希少=高価なり銘=渦福)江戸後期。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。伊万里色絵鉢(か034)。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(総角の巻)MRI 47―83B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「総角の巻」主人公・総角の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君姉妹。酒井田柿右衛門 13代 ★ 錦 花鳥文 壺 ★ 共箱 栞 ★ 伝統的な絵付と白磁の余白が美しい逸品 ★ 伊万里焼 ★ 濁手の復活に貢献 ★ 華道具。
左側が琵琶と筝を奏でる大君・中の君姉妹、右が姉妹を覗き込む薫の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。12代 柿右衛門 酒器揃 柿絵 柿文 渦福 徳利2点 盃5点 有田焼。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「総角」原本に記されております。酒井田柿右衛門 14代 ★ 錦山つつじ文皿 ★ 共箱栞 ★ 五寸皿 ★ 小皿 ★ 有田焼 伊万里焼 ★ 食器として ★ 高級食器 ★ 赤絵 色絵 磁器。紫式部が「総角」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「総角の巻」を書いていることがわかります。酒井田柿右衛門 13代 ★ 錦 牡丹文 壺 ★ 共箱 栞 ★ 伝統的な絵付と白磁の余白が美しい逸品 ★ 伊万里焼 ★ 濁手の復活に貢献 ★ 華道具。この原詩の言葉の引用は、「総角の巻」に用いられていることで広くしられている。酒井田柿右衛門 12代 ★ 染錦柘榴文湯呑 ★ 共箱 ★ 珍しいタイプ ★ 伊万里焼 有田焼 ★ 赤絵 呉須 色絵。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。◆【【今エ衛門 色鍋島絵菖蒲文酒杯】】。
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。源右衛門造 粉彩『萬歴風人物文』六角花入 花瓶 共箱 栞 花器 茶道具 時代物。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。希少三田旧家より未使用 6客 中鉢ー17,5柿右衛門様式 成化年製1客おまけ。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。源氏の君と親友の頭(とうの)中将が愛した美しい夕顔の君とをめぐる恋の物語「源氏物語」夕顔の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道29-B。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。★※★※十三代 柿右衛門 錦 菊鳳凰文 菓子器 旧家 初心だし★※★※。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。十三代 酒井田柿右衛門 錦岩牡丹文蓋物 五客 共箱 本物保証[59108ep]。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。柿右衛門 小皿 2枚 十四代 倹:深川 香蘭 柿今源右衛門 唐津 有田 鍋島 志野 備前 茶道具 古伊万里 常滑 リモージュ ジノリ ミントン。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。十三代酒井田柿右衛門 菊鳥文花瓶 美しい作品☆z918。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。柿右衛門 花瓶 渦福銘。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。即決 送料無料 未使用 保管品★十四代 酒井田柿右衛門 「錦 椿文 一輪生」 共箱 人間国宝 色絵 花器 一輪挿し。撮影後、展示のために再表装をしております。I879 十四代 酒井田柿右衛門 錦唐花文湯呑 二客揃 共箱 柿右衛門窯 真作保証。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。古美術 十二代 酒井田柿右衛門 額皿 共箱 時代物 極上品 初だし品 C3255。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。十四代 酒井田柿右衛門 火屋付 灰皿 灰器 香炉 共箱入 色絵 有田焼 直径22.8cm タバコ 煙草道具 莨道具。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。。◆錵◆2 十三代 酒井田柿右衛門作 濁手 赤濃文香合 共箱 唐物骨董 [S360]RS/23.9廻/TB/(60)。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。B77 十四代 柿右衛門 人間国宝 濁手蔦文香炉 共箱 真作。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。人間国宝 十三代酒井田柿右衛門 錦菊花香合 美しい作品k965。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。大型図録本 古柿右衛門古伊万里カラー写真解説204点江戸時代茶道具色絵磁器赤絵色絵壺輪花鉢絵皿大皿色絵人形香炉色絵獅子水注銚子徳利酒器。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。古伊万里 酒井田柿右衛門 18cm 染付 皿 渦福 02。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。牡丹鳳凰文茶碗 蓋付 江戸頃 倹:深川 香蘭 柿今源右衛門 唐津 有田 鍋島 志野 備前 茶道具 古伊万里 常滑 リモージュ ジノリ ミントン。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。伊万里 江戸中期 柿右衛門 酒井田柿右衛門 八角鉢 角鉢 合箱。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。☆有田焼/館林古琳庵/色絵/柿右衛門様式/葡萄栗鼠文/瓢箪型/花瓶☆☆。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。十三代酒井田柿右衛門 錦岩梅文大皿 美しい作品☆c882。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。未使用に近い 第十三代 酒井田柿右衛門 錦花鳥文 牡丹 花瓶 花器 1224。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【閑】江戸期 古伊万里焼 赤色絵『祥瑞鳳凰文』変形豆皿(五客) 小皿 茶事/茶道具★時代物★希少品★5D1214。母は後水尾天皇皇女女二宮。A256 十三代 柿右衛門 錦 岩牡丹文 皿 五客セット 共箱 人間国宝 プレート。実母は近衛家女房(瑤林院)。柿右衛門窯造 菊花紋花器 箱無し。幼名は多治丸。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道4-B。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。完売図録本人間国宝十四代酒井田柿右衛門作品集写真集濁手山つつじ文鉢濁手苺文花瓶濁手桜文花瓶濁手藤文鉢額皿蓋物大皿他日本伝統工芸展作。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【千寿】十二代 今泉今右衛門 錦桐絵酒器揃 j12◆共箱/茶道具/古美術/時代品/100016318。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。【小】3771 明治時代 希少 十一代柿右衛門 柿右衛門鍋島様式花文皿 柿鍋 保管箱有 柿右衛門鍋島。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。13代柿右衛門作 錦牡丹文花瓶 共箱 Y977。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。★十四代酒井田柿右衛門 牡丹鳥文花瓶 美しい景色t810。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【茶】茶道具 十三代 酒井田柿右衛門 作 錦鉄線文 菓子器 手付 菓子鉢。
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