高評価なギフト Bibian 比比昂- 大型本白旗史朗ヒマラヤ白籏史朗山岳写真集解説 自然、風景

【写真解説】より一部紹介

＜撮影共通データ＞

●レンズ　V4×5リンホフスーノーテヒニカⅤ

●レンズフ　ジノン75、F5.6　アンギュロン90、F6.8アンギュロン120、F6.8テッサー150)ほか

●フィルム　RDフジクローム・デーライト　RDPフジクローム・デーライト・プロフェッショナル ほか

●フィルター　SL=スカイライトフィルター　PL偏光フィルター　ND=ニュートラルデンンティ

＜カンチェンジュンガ山群＞Kangchenjunga Region

カンチェンジュンガ主峰を起点として南西に延びる稜線上のヤルン・カン、カンパチェン、ジャヌーとそれにつづく峰々。52660/フトマニクシロ ランドスケープ 建國の原像を問う 写真家集団Phenomena 能勢伊勢雄 水声社 岡茂毅 木村匡孝 柴田聖子 遊神 森美樹。ジョンサン・ラから南のシッキム国境上のランポ、ピラミッド、テント、ネパールの各ピークからカンチェンジュンガ主峰、さらに中央・南峰を経てタルン、カブルー北・南峰からラトン、コクトンの両ピーク。『 ミケランジェロ 〈ピエタ〉 - アウレリオ・アメンドラ写真集 』 ミケランジェロ/アウレリオ・アメンドラ 森雅彦/訳 岩波書店。ジョンサン・ラから西のチベット国境上のジョンサン、アウトライアー、ラシャール、チャブク、オンミ・カンリらの各ビーク。初版 蒼空の視覚(3) 德永克彦。そこから南下してヌプチュー、シャルプーに及ぶ、この東側の山域がカンチェンジュンガ山群の範囲である。送料無料　TIME LIFE【未踏の大自然】10冊。8000m峰4,7000m峰18を含む一大山群で、水系としてはタムール川上流のカンチェンジュンガ氷河とヤルン氷河が主な登路を提供している。【写真集】【送料無料】【宮崎県】【航空写真】平成元年・宮崎県航空写真集 新 ふるさと飛行 宮崎日日新聞創刊150周年記念。

1　カンチェンジュンガ山群 Kangchenjunga Region

カンチェンジュンガ北面のベース、パンペマから上流に向かう。写真集 英国貴族の城館/増田彰久(著者),中島智章。このカンチェンジュンガ氷河は多くの枝氷河を合流させながら北に曲がっていくが、私も右岸沿いに上下しながら左に折れる。写真集「To Reminisce」Chayaporn Maneesutham（Tew）アピチャートポン Apichatpong Weerasethakul アピチャッポン・ウィーラセタクン。やや小高くなったモレーンの上は絶好の展望台で、北にはジョンサン・ビーク、東方一帯にはピラミッド・ピークからテント・ピークが見え、南方には目的のカンチェンジュンガ山群の大パノラマがある。遥かなる津軽　加藤惣平写真集　/ 73001。手前のツインズからの北稜が高まる所、カンチェンジュンガ主峰から右にヤルン・カン、カンバチェンなどの雄峰がずらり並んでいる。法隆寺 入江泰吉写真集/入江泰吉【著】。※3月中旬4×5判90E6SL

4　ジャヌー北西面 Jannu,Northwest Face 7710m

ジャヌー北西面を狙うために、シャルプー南東後にルートを定める。写■ 佐内正史 MASAFUMI SANAI Message メッセージ 平凡社 写真集。カンパチェン部落からグンサ方面に戻り、対岸にジャヌー氷河の流入を見る辺りから取り付いた。写■ 鬼海弘雄 HIROH KIKAI Tokyo view 東京模様 写真集 かぜたび舎。登るにつれ、ジャヌー氷河の蛇行がしだいに顕著になってくる。Hb-235/Our Oregon Featuring RAY ATKESON Photography わたしたちのオレゴン レイ・アトケソン写真特集/70109。左岸に起伏する岩稜の最も奥に強立するジャヌーは、昨夜の降雪を冠して中天にひときわ高い。内山りゅう　大山椒魚 Giant salamander 2003年第1刷　ビブロス◆6*7。全山岩と氷に鎧われた山体が午後の陽を浴びるとき、それはまさしく“怪峰”の異名のままで、見る人をして畏怖せしめるに足る迫力に満ちていた。k13-340 写真集 花 Ⅶ 秋山庄太郎 秋の会編 月刊さつき研究社。

※3月中旬4×5判150E6SL

ほか

＜マカルー山群＞Makalu Region

マカルー山群は通常、クーンブ・ヒマールに包括されるが、その東端にあってバルン・コーラの両岸にわたり、マカルー8481にを中心に、マカルーII,チョモ・レンソ、バルンツエ、チャムランなどの7000m峰4座,6000m峰10数座をかぞえる一大山群として独立した位置を占めている。白川義員作品集 世界百名山　全3冊揃(大型本)+サイン本2冊　YDF767。このすべての山に源をもつバルン・コーラは、チベットに発するアルン河の一大支流で、この山域の登山もほとんどこれを避っておこなわれる。社船写真集。マカルーにはネパールの山の測量順位によるビーク」の名があるが、この流域のピークにはいまだに正式な呼称がなく、この順位によるピーク3からピーク7までの山、そのほかチャゴ、ペタンツェ、ピラミッド・ピーク、チョー・ポルなどが主要なピークとしてかぞえられる。６冊セット（色の名前、宙の名前、雨の名前、空の名前、水の名前、風の名前）。

16　マカルー　Makalu　8481m

世界第5位の高峰マカルーの初登項は1955年のフランス隊で、北面ルートによる全員登項という快挙であった。タージ・マハール　岩波書店。その後イギリス隊は敗退し、1970年、日本山岳会東海支部隊による東南稜からのアタックが初登頂から15年ぶりにおこなわれ、同5月23日、見事登頂に成功した。k13-343 根釧原野 長谷川幸一 岩松健夫 北川玲三 1983年5月1日第1刷発行 桐原書店。バルン谷4800mのベース・キャンプは、その長大なマカルー東南稜の全貌を展望するに絶好のアングルであり、同時に南西稜、南壁、西稜と3つのバリエーション・ルート、および壮大なマカルーのアイスフォールが一望される好位置にある。■絶版★まぼろし国・満洲★江成 常夫★写真集★海外★風景★景色★中国■。※4月下旬4×5150E6SL

ほか

＜クーンブ・ヒマール　ロールワリン・ヒマール＞

Khumbu Himal,Rolwaling Himal

世界最高峰エベレストを中心とするクーンブ・ヒマールは、ドゥド・コシの上流とイムジヤ・コーラの源流一帯に位置する山群で、東はマカルー山群に接し、西はポーテ・コシでロールワリン・ヒマールと画されている。k15-032 森は生きている THE LIVING FOREST 神垣の里の四季 大和山出版社。ネパールの8000m峰9座のうち、エベレスト、ローツェ、ローツェ・シャール、チョー・オューにマカルーを加えた5座までがここにある。RR-7664■送料込■東京 大正博覧会写真帖 正門 噴水塔 音楽堂 水産館 博物館 農業館 染織別館 本 写真 冊子 古書 印刷物 大正3年/くOKら。一方、ロールワリンはタンパ・コシ上流のボーテ・コシとクーンプのポーテ・コシに挟まれるロールワリン・チューの南北に位置する山群で、メンルンツェ(ジョボ・ガル)とガウリサンカールの2つの7000m峰のほか、無数の6000m峰を擁して北に延び、ナンバ・ラでチョー・オューを通ってきたチベット国境に連結している。濱谷 浩 HIROSHI HAMAYA 雪国 ソノラマ写真選書 個人向けサイン付[03-4974。

25 クーンブ氷河とエベレスト Khumbu Glacier,Mt.Everest 8848m

カラ・パタール5545メートルから見下ろすクーンブ氷河と見上げるエベレスト、その左手にはチベット側のチャンツェも見える。『 ミケランジェロ 〈ピエタ〉 - アウレリオ・アメンドラ写真集 』 ミケランジェロ/アウレリオ・アメンドラ 森雅彦/訳 岩波書店。ゴラク・シェブ南方のチャングリ氷河末端に張ったテントからこのピークに登り、日没後駆け下りるのが日課になってしまい、最初50分かかって登ったのが、1日ごとにタイムが短縮し、ついに30分になった。洋書◆上空から撮影したパリの写真集 本 PARIS フランス 風景 建築 景色。クーンプ氷河が右に折れ、山ひだに挟まれて上昇した頂点がエベレストである。J15-074 写真集 積丹 神々のいる岬 金澤 靜司。初登頂は1953年。C２『高橋一郎写真集　サラブレッド』～みずうみ書房発行　外箱なし。もとよりイギリス隊で10度にわたる遠征の末、ヒラリーとシェルパのテンジンの2人が頂上を踏んだ。▼　【山の意匠 田淵行男写真集　朝日新聞社 1971年】198-02412。※11月下旬4×5150E6SL

26 エベレスト Mt.Everest 8848m

イギリス隊の初登頂ののち、1956年スイス隊、1960年北面からの中国隊、1963年アメリカ隊ほか、続々とこの世界最高峰は登られた。【ゆうパック80サイズでのみ対応】澤田啓二 中国の記憶 1978-2009 写真集。さらにインド、日本、日本女子、ニュージーランド、韓国その他、多くの隊がエベレストの登頂に成功している。愛蔵版 ふるさと写真館/北国新聞社。ここゴーキョ・ピーク(5483m)から見るエベレストには、それら多くの隊が登ったルートを指摘することができる。竹内敏信日本列島「天地」/竹内敏信(著者)。このゴーキョ・ピークも1度目は往復して日没まで待ち、2度目は山頂に3夜を過ごしてエベレストを狙った。岡田紅陽 私的 写真集 写真 12枚 和田英作先生へ 直筆署名入り この世に1つしかありません。。笠雲浮かぶエベレストの右の山はヌプツェとローツェである。洋書◆ノルウェー写真集 本 北欧 風景 景色 動物 自然。※11月下旬4×5600E6SL

27 ヌプツェ西面 Nuptse,West Face 7879m

ヌプフェは世界第26位の離峰で、エベレストのサウス・コルの南方、ローツェから西に大きく延びる稜線上にあり、7000m峰4座をもっている。日本の灯台 流氷の海から珊瑚礁の海へ/山崎猛(著者)。ヌプは西、ツェは峰、つまりエベレストの西峰の意味をもつ山名である。S’特別限定版/森山大道【著】。初登頂は1961年のイギリス隊で、第2登も同時になされた。モンゴル　写真集　洋書　英語　文化　風景　トラベル　Mongolia 自然　歴史。1977年、登歩渓流会隊が挑戦したが、このカラ・バタールから見える北西峰(7745m)に登っただけで、これから東に連なる西峰(7795m)と主峰には至らなかった。J19-096 大地のおくりもの 吉本良二写真集。主峰の旧高度は7833mであったが、現在は7879mに統一されている。洋書◆もう一つのローマ写真集 本 イタリア 風景 景色 建築。※11月下旬4×5300,E6SL

29 ローツェ Lhotse 8511m

この山名も、ロー(南)ツェ(緑)、すなわちエベレストの南峰の意味である。Hb-257/大和路写し歩き 1999年7月1日発行 国宝薬師寺東塔の相輪 東大寺大湯屋の白木蓮 法華寺本堂屋根と紅梅 他/70110。これは1921年、イギリスのエベレスト隊が命名した。小傷み　辻勲原種カトレアの世界　南米への熱き想い。エベレスト、K2、カンチェンジュンガに次ぐ世界第4位のローツェ初登頂は、1956年のスイス除で、その後1977年、ドイッ除が登頂に成功した。洋書◆上空から撮影したベルリン写真集 本 ドイツ 建築 風景 景色。日本からは1973年、神奈川岳連隊が南壁からのアタックを試みたが雪崩や落石がひどく断念。洋書◆スペインの最も美しい村の写真集 本 建築 風景 景色 教会。1981年、ユーゴスラビア隊が南壁の壁には成功したが、登項には至っていない。【直筆サイン本】竹俣紅 「夜明け前、紅さす。」ファースト写真集 ワニブックス フジテレビ アナウンサー 女流棋士。チェクンから見る3000mのローツェ南壁にはほとんど雪がついていない。H13-049 旅順口 LUSHUNKOU 攝影:呂同舉 Photograph Lu Tongju 人民出版社。

11月中4×5430RDSL+PL

31 クーンブ氷河とプモ・リ Khumbu Glacier,Pumo Ri 7145m

プモ・リという山名は“乙女の峰”という意味で、1924年、エベレストで行方不明になったイギリス隊のマロリーが命名した。AA484◆洋書　写真集　Brett Weston◆ブレット・ウェストン◆A　Personal Selection◆1986年　ＰＷＧ◆。この山の初登頂は1962年のドイツ・スイス合同隊で、1953年、インド隊が試みて失敗したリントレンのコルから、北東稜を忠実にたどって頂上に立った。蒼空の視覚(3) Super Blue/徳永克彦。第2登はフランスのシャモニ登山学校隊で、これは富士宮山岳会隊が失敗した南東稜からである。Americans1.0 1994LosAngels/五味彬。クーンブ氷河のセラックの間からは、7000mを超えているとはとうてい思えないほど間近に、プモ・リの南東面が見上げられた。洋書◆アンセル・アダムス写真集 ヨセミテと光の山脈 本 自然 風景 景色。※11月下旬4×5判180E6SL

33 アマ・ダブラム Ama Dablam 6856m

“巨人の牙”と別名があるアマ・ダブラムの最も典型的な山容を眺めるには、タンポチェがよい。【謹呈本/署名入】『白川義員作品集 仏教伝来 全3冊揃』/学習研究社/1987年～/二重函/Y12404/mm*24_8/74-03-1A。左に6135m峰をもつ西稜を延ばし、やや右に反り身になった、おなじみの姿である。Glp_376724　森山大道　記録　No.18～No.21　森山大道.著/A・ステュルマン.翻訳。標高は7000mに足らないのにこの山が有名なのは、この独特で悪絶な山容と、イムジヤ・コーラ沿いのどこからでも見ることができる故であろう。前田真三写真美術館 全巻セット/前田真三(著者)。アマ・ダブラムとは“母の首飾り”という意味をもち、初登頂はイギリス。洋書◆ハワイ写真集 本 集いの島 風景 景色 海 ビーチ。1960年のことだが、無許可であった。京都 雪月花 緑川洋一 矢来書院 370×268×32 198ページ 京都写真集。1980年秋、日本のイエティ同人隊が北東壁に挑み、見事これに成功している。Glp_376723　森山大道　記録　No.13～No.17 　森山大道.著。

39 ヒマラヤひだの無名峰 Unnamed Peak 6430m,ChhukhungGlacier

アマ・ダブラムから東につづく稜線はアンプ・ラブツァからバルンツェにつづいているが、この間、7つの6000m峰がある。【洋書】【写真集】『OVER Europe』Jan Morris/1992年。この7峰のうち最初の6340m峰のみ、プマ・ダブラム(娘の首飾り)という山名があるだけで、あとの6430m、6246,6146,6238,6205,6840mの6峰は無名峰である。洋書◆ルクセンブルク写真集 本 シティ 風景 景色 建物。最後の6840m峰を除き、ほかの5つの峰はアマ・タブラム氷河に隣接するチュクン氷河の源頭の峰で、そのヒマラヤひだの美しさはヒマラヤ中随一といってよい。H01-015 赤れんが北海道庁旧本庁舎写真集。この6430m峰はほかの峰々に比べ標高差があるので、ことに美しい眺めだ。洋書◆ケンブリッジ写真集 本 イギリス 英国 大学 風景 景色 建築。※11月中旬4×5400E6SL

40 カンテガと無名峰群 Kantega 6779m,Unnamed Peaks

カンテガとは“雪の鞍”という意味で、タンポチェ辺りから見る山頂付近の形は、馬の背につける鞍に非常によく似ている。土門拳 風景 総原色図版写真集　矢来書院 118ページ 昭和53年8月10日発行。このカンテガから東北東に延びる稜線が、北から北西に転じてアマ・ダブラムに接続する間には6000m峰が数峰あるが、それらはすべて無名峰である。洋書◆ヴァッハウ写真集 本 オーストリア 風景 景色 建物 自然。ペリチェから上流に進み、ドゥグラを過ぎる辺りから、それらの無名峰が前山の上に頭をのぞかせてくる。［初版・レア本］ ヘリコミが飛ぶ 東京の小離島 利島 御蔵島 青ヶ島 東京。おそらくは未踏の山頂であろうと思われるこれら美しい雪の山頂には、ヒマラヤニストの憧れをかき立てる何かがある。白川義員 愛蔵版 世界百名山/白川義員【著】。※11月中旬4×5判210E6SL

41 チョ・オユー Cho Oyu 8153m

ドゥド・コシの源流である長大なゴジュンバ氷河の最奥所に、ゴジュンバ・カン、ギャチュン・カンとともに東西に連なる8000m峰である。H05-016 PHOTONICA 南半球時間 フォトニカ四 パート1 押印複数あり。“トルコ玉の女神”という美しい山名であるが、ゴーキョから見る山体は堂々として“青い巨人”の方がふさわしい。m15d　サイン入◆山の紋章 雪形　田淵行男　写真集。発見したのは1921年のイギリス・エベレスト隊であるが、初登頂はオーストリアのティッヒーとヨヒラーで1954年の春である。洋書◆ナミビア写真集 本 アフリカ 風景 景色 動物 自然 民族。この山では同年、女性として当時の最高到達記録(7803m)をつくったフランスのコーガン夫人が、翌年再度の挑戦中、雪崩により遭難死している。河野豊写真集 歴史の街道・歴史の町並 河野豊。※11月下旬4×5判300E6SL+PL

42 ギャチュン・カン Gyachung Kang 7922m

チョー・オユーとゴジュンバ・カンにつづいてチベットとの国境稜線に並ぶギャチュン・カンは、日本人によって初登頂された山である。中国黄山　HUANGSHAN IN CHINA　華塾出版社　1980/5　本953。1964年、長野県岳連隊はゴジュンバ氷河にルートを定め、ベース・キャンプ設営から1ヵ月という短期間で登頂した。世界百名山 白川義員作品集(III) インド 中国ほか/白川義員(著者)。このギャチュン・カンという山名の意味は“100の小川の源となっている大きな恵みの山”という長いものだという。写真集・北海道の湿原/辻井達一(著者),岡田操(著者)。荒々しい岩肌を露出させた山容にそぐわないようにも思える。写真集慕情北朝鮮　望郷出版。この山を展望するには、ゴジュンバ氷河の奥か、ゴーキョ・ピークが優れている。【ARS書店】『地球の素顔』写真集～世界120ヵ国同時瞬間撮影～1986年.世界120ヵ国同時瞬間撮影写真展開催実行委員会/7,000円・厚さ.2.5ｃｍ。※11月下旬4×5判400E6SL+PL

43 メンルンツェ Menlungtse 7181m

メンルンツェは別名ジョボ・ガルといい、ロールワリン・ヒマール中の最高峰であるが、チベット領にあるため登山はできず、したがってまだ未踏峰である。「Golf Courses: Fairways of the World」写真集 英語 Hardcover Cannon, David; Rizzoli 6000部限定版 41.5x31cm 264p RXM24FU2-2yp。すばらしい重量感、美しい雪壁、このメンルンツェの展望台としては、マンルン・ラが第一等地だ。洋書◆スペイン写真集 本 景色 建物 自然 古代都市 闘牛。5616mの峠に張ったテントから連日西方のピークに登るが、5月も下旬でモンスーンの前触れか、天候は毎日毎日ぐずついて、この1枚を撮るため、ついに7日を費やしてしまったが、幕営5日目、晴れ上がった空にどっかりと座したメンルンツェに思わず歓声を上げた。木村伊兵衛写真集・パリ/日本写真家協会初代会長・ライカを駆使し対象をリアルにとらえるスナップ的手法を確立・肖像写真や報道写真で注目。※5月下旬4×5判240E6SL+PL

44 ガウリサンカール ガウリンシャンカール Gaurisankar 7146m

一時、この山は世界最高峰だと信じられていた。H23-002 世界の秘境 日本通信教育連盟 3冊セット 箱カバーに汚れ傷角破れ多数あり。テープ補修跡あり。。メンルンツェに次ぐ2つ目の7000m峰でロールワリン・ヒマールのあとの山々はみな6000m峰となる。生誕100年記念 アンセル・アダムズ写真集成 岩波書店 ANSEL ADAMS ジョン・シャーカフスキー 原信田実 函入 大型本 登山 アウトドア ■B113。この山はロールワリン・チューの入り口、シムガオン辺りが一番近くに望めるくらいで、あとはあまり好展望地はない。洋書◆オーストリア写真集 本 風景 景色 建物 自然。悪天候の中をシムガオンから登って下りた小さなカルカに幕営する。「日本現代気象名著選集 藤原咲平 集(全11巻) 」　大空社 　定価 107,580円。日没寸前に雲が切れ、ガウリサンカール南壁が見えた。Db−103/THIS ISHOKKAIDO 北海道 13人の北の写真家による壮大な叙情詩 平成2年3月30日第1刷発行 日本放送出版協会/L10/61129。尾根の高みに駆け登っての撮影だったが、牛糞で滑るし、無数のヒルが食い付いてきて、身の置き所がなかった。洋書◆ライン川写真集 本 バーデン プファルツ 風景 景色 自然。※5月下旬4×5判300E6SL+PL

ほか

＜ジュガール・ヒマール　ランタン・ヒマール　ガネッシュ・ヒマール＞

Jugal Himal ,  Langtang Himal ,  Ganesh Himal

ジュガール・ヒマールと一般に呼称されている山は、レンポ・ガン、ドルジェ・ラクバ、グル・カルポ・リ、マディヤ・ピーク、ギャルツェン・ピークほかの、大体ランタン・コーラ左岸の山々である。★初版 『 里山は未来の風景(全4巻セット) 』　今森光彦　金の星社。しかし、これらはランタン・リルンを最高峰として、ランタン・リ、キュンカ・リ、サルバチュム、ペンタン・リほかの山々と同様、チベット領シシャ・パンマを主峰とするランタン・ヒマールに含められるものである。I20-107 別冊 山と溪谷 1994 奥田實/大雪山の花 記名塗りつぶしあり。ガネッシュ・ヒマールは、この山群の北西にある7406m峰を主峰とする山群で、主峰以下VI峰まである。東松照明「泥の王国」朝日ソノラマ。主峰からV峰までがすでに登られているが、主峰を除いてすべて近年である。J19-084 縄田頼信写真集 ニュージーランドに恋して 巻頭に著者と思わしきサインあり。また、チリメ・コーラが中国との国境に修正されたので、南面からの入山は面倒となった。東山魁夷　第二巻　風景遍歴二　シミあり/EEZH。

＜マナスル山群＞

Manaslu Region

マナスル山群と呼ばれる範囲は、北のラルキャ・ラを頂点とし、東をブリ・ガンダキ、西をマルシャンディの支流ドゥド・コーラで区切られる地域である。写真集「Lario fine secolo : immagini di un viaggio」1982年発行 『コモ湖 (ラーリオ湖) ：旅のイメージ』 Furio Ricci, Enzo Pifferi。この山域にはマナスルを最高峰に、ピーク29、ヒマルチュリがあって、日本人はこれをマナスル三山と言い習わしている。富士　岡田紅陽　シミあり/EEZH。ほかにマナスルの北峰、ヒマルチュリの北峰と西峰が7000m以上の高度をもつ。写真集 The Folk/西村裕介(著者)。8000m峰1,7000m峰5、さらにパウダ、ブンギほか数峰の6000m峰もかぞえられる。世界百名山 白川義員作品集(Ⅰ) 白川義員。パン・プチはクータン・ヒマールの北西に連なる峰で標高は不明だが、このほかにも位置。南極大陸 上巻（超絶の天然）下巻（永遠の時空）／計２冊セット／ 白川義員作品集／小学館／豪華本 大型本。高度など、同定されていないピークがまだ残っている。木村伊兵衛のパリ/木村伊兵衛【著】。また、ヒムルン・ヒマールはドゥド・コーラのどんづまりにあって、いまだ未踏の山として残されている。新装版 土門拳自選作品集/世界文化社。

66　マナスル、ピーク29、ヒマルチュリManaslu 8156m,Peak 29 7835m,Himalchuli 7893m

どちらかというとほかの山群は東西の走向であるのに対し、マナスル山群のみ完全な南北走向である。Cb-177/ムツゴロウとゆかいな仲間たち ⑤ 人と動物みんな友たち 著者/畑正憲 朝日出版社 1989年初版発行/L4/61217。このマナスル、ピーク29、ヒマルチュリは高度もさほど違わず、山体の大きさも同程度なので、並列を見ると本当に○○三山といった感じである。【限定1000部/謹呈本/署名入】『白籏史朗写真集のTHE GREAT KARAKORAM 』/東京新聞出版局/1997年/二重函/Y12348/mm*24_8/74-03-1A。シスワから尾根道をだらだら登るとマジェクナ峠に出る。広重の日本画を写真に納めた貴重な写真集です。東海道からの富士山や日本各地の昔の風景を鋭く書き上げた逸品集。ここはアンナプルナ山群とマナスル三山の大展望がある所。ANSEL ADAMS IN COLOR / アンセル・アダムス カラー写真集。ネパール特有の段々畑や民家を前景に置いて、そのかなたに雪山が連続する。Cb-169/畑正憲 珠玉の写真集 ⑨ ムツゴロウとゆかいな仲間たち 著者/畑正憲 朝日出版社 1989年発行/L4/61217。マナスル三山の夕焼けの風景ならば、ここから2日半歩いたパグルン・パニの方がいい。大型本白旗史朗カラコラム白籏史朗カラコルム山岳写真集 解説101点K2ガッシャブルムナンガパルバットブロードピークカテドラルトランゴ山群。*12月上旬4×5150E6SL+PL

＜アンナプルナ・ヒマール＞

AnnapurnaHimal

人類初の8000に峰登頂でヒマラヤ登山の幕を明けたアンナプルナ山群は、3つの8000mの頂をもつⅠ峰を頭に、II峰からIV峰と南峰、ファング、ロック・ノアール、ガンガブルナ、グレイシャー・ドーム、ティリツォ・ヒマール、ニルギリの3つの峰、マチャプチャレ、ラムジュン・ヒマールほか、無数のピークで構成されている。奥山由之写真集 BEST BEFORE/奥山由之(著者)。その範囲は北のマナン谷。日本の庭 （名園編・作庭編・素材編/全２冊セット）毎日新聞社 昭和50年 監修：重森三玲。東のマルシャンディ。I20-157 札幌から見える山 朝比奈英三・鮫島惇一郎編 北海道大学図書刊行会。西のカリ・ガンダキ、そして南はポカラの北東で線を引く広大なものである。Classical Chinese Gardens 中国園林芸術　1984年　＜ゆうパック＞。早くから開かれたため、すでにめぼしい未踏峰はないが、いまなお多くの登山隊を迎えていることは、この山群の魅力を示すものである。写真集 三養荘/畑亮夫(その他)。また地域解明の進んでいないラブセ(ナウル)・コーラ沿いの山々などは、別な意味で興味深いものがある。白籏史朗 魅せられし山々/白籏史朗【著】。

80 アンナプルナⅠ峰と南峰 Annapurna18091m,Annapurna South 7219m

アンナプルナという山名は、サンスクリット語で“豊穣の女神”の意味をもつ語だという。白川義員作品集 悠久の山河 白川義員。それかあらぬか、ポカラ一帯から展望するアンナプルナ山群には、山麓の風景と融け合って、どこか豊かさが感じられる。送料込◆宮本常一 写真・日記集成 上下別巻 附録揃◆宮本常一、毎日新聞社、2005年/T577。そのポカラから歩いて3日、ジョンサンバ街道のゴラバ二の山稜から仰いだアンナプルナⅠ峰(左)と南峰である。写真集ネパールヒマラヤ/白籏史朗(著者)。Ⅰ峰の初登頂はフランスのモーリス・エルゾーグらによる1950年6月3日、人類初の8000m峰登頂である。東大寺 入江泰吉写真集/入江泰吉【著】。南峰は1964年、京都大学隊がアンナプルナ内院からアタックし、初登頂を飾った。美しきアルプス 小森 康行 214ページ 昭和51年7月1日発行 ヨーロッパの名峰。※11月上旬4×5500E3SL

92 ニルギリ Nilgiri 7061m

ゴラパニのポーン・ヒルから遠望するニルギリの山容は黒々とした岩肌を屹立させて見る人を威圧する。ラダック曼荼羅 岩宮武二写真集/岩宮武二【写真撮影】。ツロブギンから間近に仰ぐ山姿はさらに圧倒する鋭さをもって迫ってくるが、これらのアングルはすべて南峰(6839ｍ)で、最高峰である北峰はその陰に隠されていて見ることができない。倉庫G-f12【匿名配送・送料込】サイン・宛名入り 前田真三写真集 出会の瞬間 POETRY OF NATURE。ここアルバリからは北峰、南峰に加えて中央峰(6940)が、左から右へ、ずらり並立する展望がある。写真集 風景 高橋真澄。タバ・パスを越えるのに、強風、寒気、ポーター・ストライキと三拍子そろった悪条件で、10日を要したときの1枚である。洋書◆アストゥリアス 風景写真集 本 スペイン 景色 自然。※12月上旬4×5判300RDSL

93 マチャプチャレ Machhapuchhare 6993m

ポカラ一帯から眺めるマチャプチャレは、アンナプルナ山群の中央にあって、7000mに満たない山とはとても思えない威容を誇っている。H11-063 日本の国立公園 学研。ここアンナプルナ内院上部4500mからのマチャプチャレは、その上に端麗さを加えて、世界の名峰の名に恥じない山容である。洋書◆フェズ写真集 芸術と知識の街 本 フェス イスラム 建物 風景 景色。この山に登頂したのは、イギリスのノイスとコックスで、頂上から北に延びる稜線にルートをとり、悪天の中を、ついに初登頂を達成した。洋書◆ドイツ写真集 本 建築 インテリア 風景 景色 庭園 古城 宮殿。1957年6月2日である。Cb-170/畑正憲珠玉の写真集 ⑥ ムツゴロウとゆかいな仲間たち 著者/畑正憲 朝日出版社 1989年初版発行/L4/61217。地元民の信仰の山であるため、約束によって頂上直下50mで引き返したが、初登頂と見なされている。写真集 移住 migration/露口啓二(著者)。※10月下旬4×5判400E6SL

ほか

＜ダウラギリ・ヒマール＞

Dhaulagiri Himal

ダウラギリ・ヒマールと呼ばれる山群の範囲は、北方のバルブン・コーラ、東方のカリ・ガンダキ、南西のウッタール・ガンガ、西方はジャングラ・バンジャンとドルパタンを結ぶ線で囲まれた広大な地域である。洋書◆パリのお祭りとイルミネーション写真集 本 フランス 風景 建築 景色。山群の盟主ダウラギリ1峰の8167mを筆頭に、II峰一VI峰、チューレン・ヒマール、プタ・ヒウンチュリ、グルジャ・ヒマールなど、9つの7000m峰があり、6000に峰にいたっては20数峰がかぞえられる。★　マッターホルンパノラマ写真 エミールシュルテス　Emil Schulthess 1974年9月撮影　★。ダウラギリⅠ峰とトゥクチエ・ピークをつなぎ北東・南西に延びる山稜、シータ・チュチュラからII峰以下の各峰とプタ・ヒウンチュリをつないで東西に走る山脈に大別され、この間を南-南東に向かって流下するツゥロ、ミャグディ、ドゥラ、南西から西に向かうカペ、ドガリなどの水系がある。山の意匠 田淵行男写真集 著者 田淵行男 作品と解説 春の山 天狗原 七つの峰 山の紋章 山の衣裳他 朝日新聞社 昭和46年カバー付 2501-009L。

95 ダウラギリⅠ峰とトゥクチェ・ビーク DhaulagiriⅠ 8167m,Tukuche Peak 6920m

ゴラパニから北方へ、シャクナゲの密林を下っていくとプダレからチトレとなって、山々の展望が開ける。J04-022 岩田孝八写真集 ゆるやかな時間 非売品。3番目の村はシカ・パラテ、そしてシカの村へと下りはなおもつづいていく。幻のネイチャーフォトグラファー木原和人直筆識語入りサイン[光と風の季節]日本カメラ社重版　美本　夢枕獏絶賛カメラマン　一村哲也。シカはパラテのほか、デオラリ、ウーポルロ、トロと冠する4つの集落で構成されていて、いずれの集落からもダウラギリ方面の展望が欲しいままにできる。【謹呈本/署名入】『白籏史郎 THE KARAKORAM Mountains of Pakistan 創立60周年記念出版』/山と溪谷社/1990年/Y12372/mm*24_7/74-03-1A。ことにこのシカ・デオラリを前景にした辺りは思わず足を止めて眺め入るほどにすばらしい。k09-228 AMERICAN TRAVELER PACIFIC NORTH WEST ERIN HENNESSEY GALLERY BOOKS 記名塗りつぶし有。山国ネパールの雰囲気を見事に、余すところなく表している。Fremantle　 Life　In　The　PortCity　英語版　Roger　Garwo。※11月中旬4×5240、RDPSL

ほか

＜西ネパールの山々＞

West Nepal

西ネパールで最も知られた山はアピ、ナンパ、サイパルである。Earth from Above 写真集 Yann Arthus-Bertrand ハードカバー 洋書。最高峰はアピの7132mであり、第2位はサイパルの7031mである。禅　求道者 森谷洋至写真集　署名入り　淡交社　1998年　【74】。第3位のカンジロバ、第4位のジェティボフラ二、第5位のボバイエとつづくが、アピとサイパル以外はみな6800m以上あるのに、第6位のナンパ(6754m)ほどにも知られていない。世界百名山 II: パキスタン・ヨーロッパアルプス他 白川義員作品。アピとナンパは最も西に位置し、次いでサイパル、カンジロバの順になるが、各山群の間は大きく離れている上、山群そのものもダウラギリ以東の各ヒマールに比べるとまことに小さい。□ D119 □ 中古本 水平線採集　山崎博 写真集　1989年 売上カード入。しかし、アプローチははるかに長く、ルートも判然としない上、キャラバン出発地までの交通事情、食料事情も悪く、ポーターも少なく、質が悪い。k09-287 遙かなるバルビゾン ある写真家の眼 ポール・ハフ/ジョン・シルヴィズBACK TO BARBIZON。西ネパールに入る人が少ないのはこうした事情によるのだろう。◆送料無料◆『白籏史朗　写真集』まとめて6冊　わたしの山　山の世界　富士山　富士眩耀　GREAT　A125。

108 アピ Api 7132m

チャムリア・コーラ沿いに高巻きやトラバース、渡橋を繰り返してグサ・マルマを過ぎる。山の意匠　田淵行男写真集　朝日新聞社　昭和46年発行　【d80-787/】。グサから奥も上下がつづくが、道はやがてチャムリアの源流帯に下りる。題名:日本の山河 作者:緑川 洋一 出版社:矢来書院 サイズ:370×268×32 215ページ 発行日：昭和50年11月10 風景写真集 総原色図版。通常なら2日で軽く行き着けるここパウレまでも、ラッセルと積雪に押し伏せられた竹の密叢や灌木帯の通過に時間をとられ、4日を要した。洋書◆ワシントン写真集 本 アメリカ 風景 景色 ジーン・クロード・シュアレス。なにしろびっしりとルートをふさぐ竹や大人の太ももほどもある立木をククリ(山刀)で切り開いての行進なのである。洋書◆上空から撮影したスイス写真集 本 風景 景色 自然。初登頂は1960年春,同志社大学山岳会隊が北面からアタック、成功した。J19-063 立山・黒部のすべて スタンプ捺印あり、発行年月日不明。第2登はまだ成されていない。大型本 白旗史朗ヒマラヤ白籏史朗山岳写真集解説115カンチェンジュンガエベレストマカルーマナスルアンナプルナダウラギリヌプツェローツェ。※2月上旬4×5400E6SL

ほか

【ネパール・ヒマラヤ取材記】より一部紹介

不便な交通事情

　ネパール・ヒマラヤの全域撮影という、いま振り返ってみれば無謀にも思える計画を立てたのは、もう数年が過ぎたヨーロッパ・アルプス取材のときだった。気骨　われらが父、われらが祖父。　Ｂｕｓｈｉｄｏ　ｉｎ　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　細江英公人間写真集 細江英公／著。広いといっても、たかが北海道の2倍程度の面積しかないネパールの国土、ヒマラヤはそのうちの一部ではないか、と考えたのがそもそものまちがいの始まりであった。庭の憂 古川三盛著 寺の庭写真集・著者随筆付　観心寺雲心亭 中宮寺奥庭 寂庵他 善本社 平成9年 初版 カバー付 2501-006M。ネパール14州のうち、北方チベットに境を接する10州にまたがるヒマラヤは、その州の数のまま10のゾーンに大別されているといってよく、ヨーロッパ・アルプスのように各山域を連結・連続して取材する、などということはとうていできない相談であった。【ARS書店】『Caravans of the Himalaya』ヒマラヤで、砂漠などを隊を組んで通行する商人の集団・発行：Natl Geographic SocietyS。

　その最大のネックは交通である。洋書◆フィレンツェとトスカーナ地方写真集 本 イタリア 風景 景色 建物。ネパールの首都カトマンドゥから、第2の都ポカラとの間に車のかよう道路ができたのが5年足らず前、現在、各地で道路建設がさかんにおこなわれているとはいっても、日本や他の国々のような機械力にはよらず、すべて人力に頼るこの国の工事では、ネパール全土に車道が行き渡るのは、どう少なく見積もっても100年以上かかるだろうと思われるスローモーぶりである。渡辺義雄写真集　日本の塔　　信仰とその象徴　毎日新聞社　本。したがって、取材はバス、ジープをでき得るかぎり利用し、あとは自分の足ということになるが、それが1回の取材を最低1ヵ月、長ければ2ヵ月を超える長期間の旅とする最大の原因であった。洋書◆パリ写真集 本 都市における40年間の動乱 フランス 風景 建築 景色。だが、そうした車を利用できる所でも、東部のカンチェンジュンガやマカルーは、そこからやっと山が見えるという場所までも15日以上、ベース・キャンプまでは20日間以上のキャラバンが必要とされるのである。絶版　尾道…セピア色の記憶 過去と現在をゆく今昔散策。（以下略）

【あとがき】

　3年間にわたるネパール・ヒマラヤの撮影取材もどうやら無事に終わった。われら地球人 三輪晃久写真集/三輪晃久【著】。いくらスケジュールを立てても、最初のころはいつこのネパール行脚が終わるか五里霧中で、1年2年は延長も止むを得まいと考えていた。四季 京の町　浅野喜市写真集　京都書院　京都の古民家　京都の町家。幸いにして何の事故もなく終了してみると、今度は意外と呆気なかったようにも思えるから不思議である。写真アルバム 松山市の昭和 愛媛県 樹林舎 2015 大型本 郷土本 郷土史 歴史 日本史 記録写真集。もっとも3年間といっても、実際は2年と6ヵ月の間に取材は終了し、そのうち、ネパール滞在は正味18ヵ月、560日足らずである。【洋書】Autrefois la FRANCE。つまり1年半ネパールで暮らし、1年は日本にいたことになる。3-◇ 盛岡案内 大正15年 1926年 7月 盛岡市役所 写真帖 写真集 戦前 希少 岩手県庁 県立図書館 騎兵第三旅団 工兵第八大隊 停車場 学校。だが、その間、日本での入山日数を加算すると自宅にいたのはたった9ヵ月ばかりに減ってしまう。2B2-5 (山の意匠 田淵行男写真集) 函付 写真集 朝日新聞社 風景 田淵行男。いきおい時間が足らなくなり、時間に追われることになったため、あっという間に過ぎてしまったと感ずるのだろう。写真集 HEROES/ヨシダナギ(著者)。それにしても、ネパールの東から西のはずれまで、くまなくとまではいえないまでも、そのほとんどを自分の足で歩きとおすことができたのはまたとない体験となった。【 山の意匠 田渕行男写真集 】 朝日新聞社 昭和46年。どうしても入ることのできない地域もあったが、それはネパールの内政事情によるもので、そうした地域が、ヒマラヤとあまり関係ない場所であったことも好運であった。〔同梱不可〕大分県の名樹。シッキムと境を接するカンチェンジュンガ山域から、ガルワールに至るアピ山域まで、グレート・ヒマラヤの谷に沿い、尾根を越え、縦横に歩いた距離は、およそ12000kmにも達するもので、これはネパールの首都カトマンドゥから東京を直線で結んだ距離の約2倍に相当する。E02-052 四季 北泉寮 啓明学園。その間、標高200mのテライの平野から6000m以上の高地までは必ず数回の峠越えがあり、折角かせいだ高度をアッという間に失い、また最初から出直しとなるのがキャラバンの通例であった。【★セール中】 写真集　九十九里浜　小関与四郎　／ 春風社 2004年刊　／ 箱なし。キャラバンに雇用するポーターも少ないときで10人、多いときは50人にものぼった。▼2　【箱付き 全5巻揃い 古寺巡礼 第1-5集 国際版 土門拳 美術出版社 古寺巡禮】170-02405。シェルバも同様で、奥地に深く入る必要があればあるだけ食料や装備がかさみ、ポーターの数が増え、それを管理し、高所への荷上げのためにシェルパも多くなるのである。Ｂす　白川義員　仏教伝来 【復刻愛蔵版】 2016年 初版　小学館　152点を厳選。メンバー、リエゾン・オフィサー、シェルパ、キッチン、ポーターの合計で60人以上というときさえあった。新編 太陽の鉛筆 東松照明 写真集 2冊組 1975 2015 プラカバー付き 2015年初版発行。こうした中で、カメラとフィルムの携行・運搬にもっとも気を遣わされた。昭和写真.全仕事1〜15巻。フィルムは熱を加えないようにするため断熱材で梱包、休憩時は日陰に置くよう申し渡しても、監視のシェルパさえすぐに忘れてしまうし、これらの機材・フィルムを最優先で強いポーターに背負わせることさえままならなかった。し2-f06【匿名配送・送料込】田淵行男山岳写真集　わが山旅　誠文堂新光社　書込みあり。スリップや転倒、休息時にカメラやフィルムがあやうく失われそうになったことも何度かあり、ガネッシュ南面での下山ではポーターがスリップして、フィルム・トランクが滝下に落ち、撮影済みフィルムが水に浸かったことさえあった。B55-005 写真集開拓地のくらし 前川茂利 汚れあり。（以下略）