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新品 :54712135977
中古 :54712135977-1 |
メーカー | 8e82f | 発売日 | 2025-06-06 08:04 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「紫藤花下漸黄昏」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる国宝「源氏物語」夕霧(中央)
閉じる国宝「源氏物語」夕霧(左)・雲井雁(右)
閉じる藤の花の宴・左夕霧、右内大臣
閉じる夕霧と雲井の雁の婚姻を祝う藤の花の宴
閉じる源氏物語・雲井雁・朝日新聞社刊
自筆「源氏物語」の「藤裏葉(ふじのうらは)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。茶道具 抹茶茶碗 平茶碗 黒釉 笹に蛍、 京焼 壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。黒楽茶碗・No.190518-036・梱包サイズ60。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。京焼・川崎和楽・赤楽・茶碗・No.190622-08・梱包サイズ60。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【茗】旦入 楽 吉左衛門 造 若松ノ絵 赤 茶碗 共箱【樂 楽吉左衛門 大樋 道八 直入 了入 玉水焼 道年 表 而妙斎 即中斎 鵬雲斎 裏 千家】。現在の今上天皇と系譜がつながっている。★八代大樋長左衛門(宗春) 飴釉茶碗 秀逸作 茶道具。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。松尾流半古斎書付 楽弘入 楽吉左衛門 茶碗 茶器 陶器。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。平安春峰 煎茶碗六客 古いものです。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。備前 横山直樹 赤練込 茶碗 未使用 茶道具 共箱 共布 栞。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。木村元次 茜 茶碗 未使用 保管品 茶道具 抹茶。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。【茶道具】高台寺窯 白釉富士黒楽茶碗 四方桟桐共箱 黄布 富士山 茶碗 保証品。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。未使用 美品 保管品【楽焼 三代目 佐々木昭楽 作 長次郎 大黒 写し 黒茶碗】茶道具 茶器 茶碗 作家 銘 在銘 陶印 裏印 骨董 伝統 工芸 共箱。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。【古美味】北大路魯山人 黄瀬戸 窯変 茶碗 初代黒田陶々庵識 茶道具 保証品 2FEw。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【佳香】宮川香雲 竜谷焼 黒仁清七宝つなぎ茶碗 共箱 共布 栞 茶道具 本物保証。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。十三代楽吉左衛門 惺入 大福茶碗 壬申 茶道具 保証品 茶道具 楽茶碗 297。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。十代楽吉左衛門 旦入 黒 若えびす 裏千家 十代 認得斎の花押がございます☆y746。また、各巻ごとの書かれた年については不明。【茶道具】京焼 佐本美晴 仁清写 芽吹柳(柳橋)絵茶碗 四方桟桐共箱 共布 栞 日本工芸会会員 師:通次阿山 保証品。従って、応永五年とは、書き始めの年である。※即決※ 楽 十一代慶入 黒茶碗【三芳】★表千家十二代惺斎花押★o654。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。●e2835 楽茶碗 木箱入り 楽焼 抹茶碗 茶道具。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。5 直入を想わせるアガリ!!アンドシュプローデル 造「黒楽茶碗」検)楽吉左衛門千家十職。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。●佐々木松楽/黒 茶碗◇共箱・共布◇前大徳寺 高橋悦道 書付・花押◇銘【洗心】●。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。【茶道具】未使用品 平安 高台寺窯 森里陶楽 仁清写 柳に水車絵茶碗 桐共箱 黄布 紙外箱 師:石黒宗麿 保証品。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。★茶道具/陶磁器/京焼/楽焼!黒茶碗/黒楽 茶碗!銘『真心』前大徳 福本積應 書付!『佐々木松楽』造!共箱/共布/栞付!★。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。初代 諏訪蘇山 富士絵 茶碗 妙心寺管長 関廬山 絵付 二代 諏訪蘇山 識箱。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。【佳香】十六代 永楽善五郎(即全) 仁清写花籠茶碗 共箱 茶道具 本物保証。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。【武蔵野】A079 真葛香斎 茶碗。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。【骨董・茶道具】★淡海ぜぜ 陽炎園★★膳所焼色絵枝垂桜茶碗 kcs006sil.。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。★京都 桃山 玉堂陶苑 二代 手塚玉堂【染付金彩羊茶碗 共箱・共布】状態良好! 直径12.4×高さ8cm 茶道具 京焼 茶器 干支未。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。【和】(8395) 時代古作 楽 了入作 赤楽茶碗 円能斎箱書 茶道具。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。【茶道具】十六代 永楽善五郎(即全)『裏千家 鵬雲斎書付』 仁清写 柳鞠絵茶碗 四方桟桐共箱 白布 保証品。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。【茶】竜谷窯 宮川 香雲 あやめ 茶碗。
出品した「源氏物語」は藤裏葉(ふじのうらは)の内容の要旨
「藤裏葉」(ふじのうらは)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。【古美味】十六代永楽善五郎(即全)造『即中斎書付』仁清写兎茶碗 茶道具 保証品 9VWb。源氏の君の子息・夕霧と内大臣の姫君・雲居の雁の恋を無理矢理裂いてから数年、二人の恋愛は世上に知られている。AQ0020【茶道具】千家十職 十六代永楽善五郎(即全)仁清写 早春茶碗 表千家十三代即中斎書付 花押 陶印 共箱付き。今更違う相手と娘を結婚させるのは風聞が悪く、夕霧の方からあせって結婚を申し込む様子もなく、内大臣は自分が折れるべきだと考えるようになった。杉田祥平 桜文茶碗 共箱。四月、自邸で藤の花の宴を開くという内大臣の口上を持った息子の柏木が、夕霧を迎えにやってくる。西浦武 越前 越前焼 粉引 茶碗 未使用 共箱 共布 栞 茶道具。緊張している夕霧に源氏は出かけるよう促し、着替え用にと自らの上等な衣服を選び与える。抹茶茶碗 茶道具。藤の花の宴で内大臣はかねての仲であった娘の雲居の雁と夕霧の結婚を認める。O江戸期 初代珉平造茶碗 合箱 24022607 淡路焼 文政元年開窯 賀集珉平(1796-1871)。仲睦まじい夫婦の誕生に、源氏は親心に嬉しく夕霧の辛抱強さを褒めてやる。【茶道具】昭和の名工 村田陶隠 幕釉黒楽茶碗 四方桟桐共箱 黄布 保証品。内大臣も結婚させてみると後宮での競争の多い入内より、立派な婿を迎えた今の結婚の方が幸せだと分かり、心から喜んで夕霧を大切に扱うのだった。【茶道具】杣山焼 南口閑粋 乾山写 青楓絵茶碗 四方桟桐共箱 共布 栞 師:永楽善五郎 美品 保証品。
原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)と記されている。【古美味】太閤窯 小西平内『即中斎書付』赤茶碗 銘:夢 茶道具 保証品 lJC4。藤の裏葉の巻は華麗な源氏一族を描いている。【千f766】七十四代 朝日豊斎 茶碗 玄窯 初窯 左馬 共箱 朝日焼 御本茶碗。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のさまは源氏一族の繁栄を示すものであった。萬祥山焼俵茶碗・日野家十一代義長(瑞雲)・共箱。まるで楊貴妃の栄耀栄華を見るようである。二六 波六 カニ 茶碗 共箱 茶道具。紫式部が「藤裏葉」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。珍品 風炉先屏風 茶道具 レトロ 桐材雲流 桑縁 レトロ 良品 7708 茶道具。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【茶道具】平安 高台寺窯 森里陶楽 仁清写 青楓に水絵茶碗 桐共箱 黄布 保証品。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
「藤裏葉」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。佐々木禅 油滴釉 天目茶碗 茶碗 美品 共箱 共布 栞。
《自筆上部の原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の漢詩文の落款が押捺されている。【宙】三代楽吉左衛門 道入(ノンコウ) 黒茶碗 幅13.5cm 仕覆付 楽茶碗 茶道具 茶器 古美術品 時代 C3NJI08.m.B。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。★状態良好!橋本永豊【白釉稲穂に雀文茶碗 共箱】直径12.1×高さ7.9cm 茶道具 京焼 茶器。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。無比 池田省吾 種子島黒茶碗 陶芸。)
「自筆原本」
自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。【都屋】5 平安 加藤清峰 造「仁清色絵 茶碗」共箱 高さ 約8cm 幅 約12cm 椿文 金彩 棗 香合 茶碗 抹茶碗 清水焼 茶道具。
《自筆上部の原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の
漢詩文の落款が押捺されている。【茶道具】京焼 清閑寺窯 三代 杉田祥平 色絵 金流水に扇面草花画茶碗 四方桟桐共箱 共布 紙外箱 美品 保証品。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。人間国宝 清水卯一 蓬莱茶碗 見事な出来栄えの逸品k968。》
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。Cs2282『兵庫県旧家F氏より委託』十代 楽旦入作 黒楽 茶碗 共箱 千家住職京都陶工作品茶湯茶道具。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。★美品!楽焼窯元 伊東桂楽造【飴釉筒茶碗 共箱・共布】直径10×高さ10cm 茶道具 茶器。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。【古美味】八代吉向十三軒『鵬雲斎書付』黒茶碗 茶道具 保証品 9IiV。
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
「かさしてもかつたとらるゝ草のな(名)はかつら(桂)を
お(折)りし人やし(知)るらんはかせ(博士)ならては」
ときこ(聞)えたり。【古美味】九代大樋長左衛門 松之絵筒茶碗 茶道具 保証品 c7BF。はかなけれと、ねたきいら(答)へと
おほ(思)す。Mn2926『K府茶陶蒐集家春の特別放出』楽家三代 ノンコウ(道入)作 赤楽 茶碗 銘「道の友」裏千家又玄斎一燈書付 千家十作楽焼茶道具。なをこの内侍にそ思ひはな(離)れす、
はひまき(紛)れ給ふへき。★平安 桐鳳造【黒仁清帯七宝 数茶碗9客 共箱】シックな黒茶碗! 状態良好! 手塚桐鳳 直径12.6×高さ6.4cm 茶道具 京焼 抹茶碗 茶器。かくて、御まい(参)りは、
北のかた(方)そ(添)ひ給ふへきを、つね(常)に
なかなか(長々)しうはえそ(添)ひさふら(侍)ひたま(給)はし、
かゝるついてに、かの御うしろ(後)み(見)をやそ(添)へまし、
とおほ(思)す。⑯楽十二代弘入作共箱黒茶碗。うへ(上)も、「つゐにあるへきこと(事)の、
かくへた(隔)ゝりてす(過)くし給ふを、かの人も物しと
おも(思)ひなけ(嘆)かるらむ、此御こゝろ(心)にも、
いま(今)はやうやうおほつかなく、あはれにおほ(思)し
し(知)るらむ、かたかた(方々)心を(置)かれ奉・・・《らむも》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。【佳香】十代 楽吉左衛門(旦入) 銘『慶雲』赤茶碗 裏千家十四代淡々斎(無限斎)(碩叟宗室)書付箱 仕覆 茶道具 本物保証。
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
《内大臣の姫君(雲井雁)と宰相中将(夕霧)との恋物語の原文》
《紫の上、賀茂上社の参詣の後、祭を見物する》
《宰相中将(夕霧)は藤典侍(とうないしのすけ)に和歌を贈る。【佳香】十代 大樋長左衛門(年朗) 別作 黒茶碗 銘『常盤』 表千家十四代而妙斎(宗左)書付箱 仕覆 茶道具 本物保証。
(夕霧)「なんという名だったかしら、今日のかざしは。宮川香雲 作 四季草花図 仁清写 茶碗 龍谷窯 茶道具 煎茶道具 共箱 古美術。
それを目の前にしながら、一方では思い出せぬくらいに、
あなたと逢(あ)うこともない日数がたってしまいましたね。★吉村楽入 而妙斎好写【雪月花写嶋台茶碗 共箱】金銀一双 高台が花形! 黒径14.8×高さ7cm 赤径17.8×高さ6.6cm 茶道具 表千家 茶器。
嘆かわしいことです」
とあり、折をはずさず歌をくださっただけだが、藤典侍(惟光の娘)は
それをどう感じたのであろうか。【千f757】清閑寺窯 杉田祥平 色絵 秋草画 茶碗 共箱。
車に乗ろうとしているじつにあわただしい際であったけれども、》・・・・
(藤典侍・惟光の娘)「ご自分でかざしていながら、しかも思い出せないと
おっしゃる草の名は私も存じませんが、桂(かつら)を手折ったお方、
あなたならよくご存じでいらっしゃいましょう。【 紫野焼 黒茶碗 銘 : 洗心 前大徳誡堂書付箱 】 在銘 共布 茶道具 抹茶茶碗 抹茶碗 茶碗 藤535。
そのわけはあなたのような学者でなくてはとても分りますまいに」
と申しあげた。【都屋】a11 大石督幸 造「菊絵 茶碗」共箱 幅 約11cm 高さ 約8.5cm 茶道具 京焼 菊文 抹茶碗 水指 棗 香合。これということもない歌であるが、宰相中将(夕霧)は
(夕霧)「してやられた」
とお思いになる。●e2837 久楽焼 黒筒茶碗 啄元弥介 共箱 抹茶碗 黒茶碗 筒茶碗 茶道具。宰相中将(夕霧)の北の方(正室・雲井雁)がおきまりになっても、
この内侍には、お忘れなく人目を忍んでお逢いになるのであろう。37 湯呑 無傷 5点 織部面取湯呑 松崎健 / 松文湯呑 田村耕一 在銘『耕』/ 染付十草文 麦わら手 窯変志野? 作家不詳 まとめて。
《九・明石の姫君の入内・明石の君(明石の姫君の母)を後見役とする》
こうしたことがあったが、さて、姫君(明石の姫君)の御入内(じゅだい)には
北の方(源氏の君の正室・紫の上)のお付き添いになるのが慣例であるけれど、
(源氏の君)「そういつまでも長い間紫の上が付き添い申しているわけにもいくまい。【G0105】茶道具 京焼 清閑寺窯 杉田祥平 色絵仁清なでしこ画 茶碗 共箱 即決 送料無料。
こうした機会に、あの実の母君(明石の姫君の母・明石の君)を
御後見役に・・・・《付き添わせたらどんなものだろうか」
と、大臣はお考えになる》
備考・内大臣(雲井雁の父)と宰相中将(夕霧)の不仲は、夕霧と雲井雁の二人が愛し合っていることに不満を持ってのこと。抹茶碗。以来不仲であるがさりとて、姫君(雲井雁)にとって夕霧以上の婿がいないため悩む親心をあらわしている。《京都一輝堂》【茶道具】 茶碗 千家十職 永楽善五郎 仁清写鶴 共箱入り R6D-2。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【古美味】清閑寺窯 三代杉田祥平造 色絵青楓画茶碗 茶道具 保証品 x6AB。
《Wisteria Leaves (藤裏葉)》
"The scholar armed with laurel should know its name.
He wears it, though he may not speak of it.
"Not everyone, perhaps―but surely an erudite man like you?"
Not a very remarkable poem, he thought, but better than his own.
Rumor had it that they were still meeting in secret.
It was assumed that Murasaki would go to court with the Akashi girl.
She could not stay long, however, and she thought that the
rime had come for the girl's real mother to be with her.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《藤花末叶(藤裏葉)》
“花插名,蟾折桂人。【茶道具】秀逸作 二代 小川長楽 幕釉黒茶碗「裏千家十四代 淡々斎宗匠書付」四方桟桐共箱 共布 保証品。
花名只有博士知道了!”寥寥数字,
在夕霧看来是有韵的答。∞ 南 美 ∞【 永楽善五郎 即全 鵬雲斎書付 仁清 黒 朱鷺 茶碗 共箱付き】 口径約12.7cm トキ 京都 裏千家 茶道具。
此后他依然不忘情于藤典侍,常常地和会。宮川香雲 作 桐竹絵茶碗 共箱 茶道具 保証品10273AU。
明石女公子入之,紫夫人决定自伴送。【茶道具】平安 橋本紫雲 乾山写 芦にとんぼ文茶碗 共箱 黄布 保証品。
源氏大臣打算:紫夫人不能陪伴女公子住中,
不如乘此机会,叫的生母明石夫人也来送入,
当了的保人。【蔵】茶道具 真葛香斎 丸紋草花 茶碗 抹茶碗 茶道具 共箱 共布(十水五石) 本物保証 Y1306。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。0630R コレクター放出品 時代物 抹茶碗 茶碗 色絵梅竹茶碗。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。三代 佐々木昭楽 長次郎 喝食写 黒茶碗 ( 3代 )。
左の写真が「源氏物語」藤裏葉の巻の末尾(原本番号25-B)の押印。◆◇近・現代作家 浅見よし三( ASAMI Yoshizo/ Kyoto) 百福 茶碗 / お多福,乙御前 共箱◇◆抹茶 現代工藝作家/伝統工芸工房 dbsy13219-g。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。☆ 紫翠窯 三代 西村徳泉 金蘭手 祥瑞 腰捻 松竹梅 茶碗 (共箱共布共栞) 茶道具。冬姫は内大臣・通誠の養女。岩田渓山 (岩田安弘)作 燿彩天目茶碗 共布 共箱 茶道具 保証品◆9318AS。
冬姫は通称。【千f541】田中香泉 数茶碗 10客 青磁 雲鶴 共箱 茶碗 高麗青磁 写し。正式な名は伊達貞子。●佐々木松楽/黒 茶碗◇紙化粧箱・共箱・共布◇前大徳福本積應 書付・花押◇銘【瑞雲】●。左端の写真は「藤裏葉の巻」末尾の拡大写真。おすすめの ちょっといい骨董茶道具◆◇粟田焼 沢瀉(オモダカ)網の絵 平茶碗 京焼,清水焼 箱なし◇◆dbsy13269-c。
上の篆書体は、「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の押印。茶道具 大樋焼 飴釉茶碗 在銘 桐箱 時代物 旧家蔵出 抹茶茶碗 コレクター放出。
篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。【茶道具】桂窯 伊東桂楽 白楽あじさい絵茶碗 四方桟桐共箱 共布 紙外箱付 師:寄神宗白 保証品。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。★美品!和楽庵 二代 昭阿弥造【黄交趾 花車の絵 茶碗 共箱】共布・栞付き 直径12.2×高さ7.7cm 高野昭阿弥 イッチン 茶道具 京焼 茶器。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(藤裏葉の巻)MRI 33―14B
自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。u-4194 中島卓 豆とん写 赤楽茶碗 黒楽茶碗 共箱 茶道具。
「源氏物語・国宝」「藤裏葉の巻」主人公の資料
下記写真は、「国宝・源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧と雲井雁
「源氏物語絵巻 」(国宝)夕霧(左)と雲井雁(右)
右下は、雲井雁侍女
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。【武蔵野】A055 七代吉向松月(蕃斎)大黒天文 子茶碗。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「藤裏葉」原本に記されております。茶道具『玳皮天目茶碗「在銘:定一 桶谷定一作」共箱+木製真塗天目台』京焼清水焼 裏鼈甲釉 茶事 七事式 茶会席 表千家 裏千家十職。紫式部が「藤裏葉」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「藤裏葉の巻」を書いていることがわかります。★富永玄山【扇面茶碗 共箱】状態良好! 金彩 松竹梅の優美な絵柄! 直径12.4×高さ7.7cm 茶道具 茶器。この原詩の言葉の引用は、「藤裏葉の巻」に用いられていることで広く知られている。京焼! 吉村楽入 ☆宵桜抹茶碗☆ 京焼 TRY740 茶器 汲出 煎茶 ギフト。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。今井政之作 青伊羅保 郷 茶碗。
「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)という漢詩文の落款が押捺されている。永福窯 黒茶碗 小山岑一【真作保証】共箱「茶道具・抹茶茶碗」送料無料。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。【涼風庵】竜谷窯 宮川香雲 作 掛分吹寄茶碗 共箱 美品 未使用保管品。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。【茶道具】平安 橋本紫雲 乾山写 芦に水車茶碗 共箱 白布 栞 紙外箱 美品 保証品。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。柏ht924-2 茶道具 茶碗 時代物 古美術。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。★京焼 前田宝泉造【仁清銀杏 数茶碗9客 共箱】献茶 貴人茶碗 天目茶碗 状態良好!直径12.4×高さ6.7cm 茶道具 抹茶碗 茶器。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。茶道具 『京焼 月にすすき文 黒仁清茶碗「英香」陶印』美品 共箱 宮地英香作 芒 中秋の名月 秋の茶器 秋の茶碗 ススキ。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【茶道具】「見立 寄木 茶箱揃」 野点 御本茶碗 本桑棗 振出 茶巾筒 女桑茶筅筒 根来塗香合 出し帛紗 金閣寺 光洋 茶箱韓国製 y92271011。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。美品!【京焼 壱休窯 窪田常之作 月光梅花 茶碗】陶器 京焼 京都 茶道具 お茶 抹茶 共箱入り。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。希少 ジョン・チャペル 伊羅保 茶碗 Tea Bowl ( John Chappell バーナードリーチ 門弟 )。撮影後、展示のために再表装をしております。J04310 【 美品 茶道具 嶋台茶碗 赤楽 金 銀茶碗一対 陶印 箱無 】 検) お正月 初釜 濃茶 縁起 楽焼き 井戸形 茶器 祝事 在銘 ⅱ。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。B07610 曙窯 虫明茶碗:真作。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【扇屋】久世久宝造 京茶碗 共箱 高さ 約7.5cm 幅 約12.5cm 茶道具 亥 干支 香合 棗 茶碗 tw-12。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。楽十代 旦入 黒茶碗【花カサ】★表千家惺斎・楽十二代弘入極め★o705。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【都屋】a7 寒川義崇 「忘己利他」北嶺南山 比叡山 延暦寺 書付 共箱 幅 約13.5cm 高さ 約7.5cm 茶道具 古曾部焼 高槻 義崇窯 窯元。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。●安南写絞手茶碗 鶴 茶道具 共箱付き アンティーク 和風 伝統工芸品 食器【20414869】。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。【風流庵】 『九世』 吉向 松月作 ★ 寿 茶碗 (紫釉・金彩寿) 桐共箱。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。戸0313 茶道具 湯呑み ぐい呑 茶碗。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。【茶道具】京焼 通次阿山 仁清写 色絵青楓水平茶碗 四方桟桐共箱 黄布 栞 保証品。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。中村道年 黒楽茶碗 銘 千代の栄 堀内宗完(兼中斎) 書付 八事窯 黒茶碗 本物保証 共箱。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。茶道具 杉田眞龍 茶碗 杜若 小判印 清閑寺窯 新品。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。人間国宝 清水卯一 蓬菜 花茶碗 美しい景色 s594。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。【骨董】茶碗 茶器 抹茶 茶道具 茶道 陶器 焼物 古美術 インテリア コレクション 工芸品 陶芸。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。抹茶碗 青楓 川崎和楽 茶道具 新品。母は後水尾天皇皇女女二宮。熊倉順吉 白化粧 碗 抹茶碗 茶碗 京焼 信楽焼 走泥社 美品 共箱 黄布 茶碗 茶器 熊倉 順吉 粉引 粉吹き 前衛陶芸 茶道具。実母は近衛家女房(瑤林院)。【蔵】服部幸楽 のんこう千鳥写し茶碗 大徳寺塔頭龍源院住職紫野細合喝堂書付箱 茶碗 茶道具 本物保証 Y1266。幼名は多治丸。■【希少】 安食ひろ 塩釉 盃 酒器 ぐい呑 ぐいのみ ぐい呑み 猪口 湯呑 茶碗 共箱 共布 栞 付 コレクター放出品。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。【扇屋】中村翠嵐「交趾 知足 茶碗」共箱 高さ 約8cm 幅 約12.5cm 抹茶碗 茶道具 交趾焼 tw-19。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。戸0313 靜解 煎茶碗 湯呑 茶器。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。赤楽 汲出し茶碗 五客 温かみのある作品 r499。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。煎茶道具 染付 腰捻子 煎茶碗 6客 春峰 作 湯飲み 34-4706。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。C08126 清閑寺窯 杉田祥平 色絵海松波画 茶碗:真作。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【扇屋】久世久宝 造 菖蒲絵 茶碗 共箱 高さ 約8cm 幅 約13cm 茶道具 棗 香合 茶入 水指 茶杓。
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