《Beneath the Oak (椎本)》 They might be lonely, but it would not be the final loneliness of knowing they would not see him again. "For him, the mountain path has now been cut. How can we look on the pine we watched as we waited?" And Nakanokimi replied: "Away in the hills, the snow departs from the pines But comes again. Ah, would it were so with him!" As if to mock her, the snow came again and again. Kaoru paid his visit late in the year. The New Year would be too busy to allow the briefest of visits. With the snow so deep, it was unusual for the ladies to receive even an ordinary caller.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』 Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
自筆「源氏物語」の「椎本(しいがもと)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。豪華図録本表千家茶の道具久田宗也3冊揃茶の湯点前茶席道具茶道具唐物茶碗茶入茶器棚物花入風炉水屋茶杓水指釜名物裂点前作法連続写真解説。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。自筆「源氏物語」夕霧、恋しい女二の宮(朱雀天皇の皇女)からのお手紙の返事をお待ちになる・夕霧の巻・茶道61B。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。:即決【古都京都】「天目茶碗2客D-144」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【政】30776 ☆茶道具☆古曽部焼抹茶碗 箱入 高槻 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋 置棗。現在の今上天皇と系譜がつながっている。▲60SK256▲中村陶六造 大海茶入 茶道具 茶壷。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。【政】30731 ☆茶道具☆火箸 1対 銘有り 五十一代明珍宗之作 茶筅 茶筒 茶碗 茶釜。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。サナエ266 京都桃山 玉堂陶苑 二代目手塚玉堂造 珠光青磁花生け 共箱 在銘 本物保証 花器 インテリア 越前蔵うぶ出し。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。:【古都京都】「飾り棚F-39」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。K11020 急須 平安渓仙造 白磁急須 煎茶道具 茶道具 茶器 茶壺。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。蓋置 桜 桜蓋置 福森阿也 桜絵。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。菓子器 井上春峰 約37cm×27cm×8.8cm。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。【政】30960 ☆茶道具☆半月形器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【政】29400 ☆茶道具☆四君子水注 平安瑞光造 共箱 水次ぎ 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。江戸・浅草・自性院住職の能筆家・素龍/自筆「法華経」安楽行品(あんらくぎょうほん)安楽の心をよく修得できれば/茶道/茶道具14-14。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。:【古都京都】「青海波村田宗覚作炉縁F-48」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。また、各巻ごとの書かれた年については不明。早苗224 江戸期 道八窯 古清水焼 菓子鉢 本物保証 茶道具 茶席道具 越前府中旧家蔵うぶ出し。従って、応永五年とは、書き始めの年である。:【古都京都】「飾り棚F-40」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。:【古都京都】「唐松蒔絵炉縁F-47」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。【政】29173 ☆茶道具☆やぶれ風炉 鉄製 茶道具。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。472126 上田恒次 作 練上手 建水(共箱)茶道具。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。▲楠廸庵▲黒釉唐松茶碗 加藤浩一作 茶道具。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。:【古都京都】「銀縁蒔絵平盆F-109」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。【政】28402 ☆茶道具☆犬山焼松考筆百老図茶碗 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。京 粟田焼 二代目 美山作 能絵「富士太鼓」 菓子器。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。:【古都京都】「飾り棚F-41」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。骨董■骨董 楽焼 古い 染付 貫入 赤絵 龍文 蓋付 鉢 在銘 ■。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。【政】30955 ☆茶道具☆わらぶき小屋風器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。【政】30670 ☆茶道具☆総欅器局 ケヤキ 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。江戸・浅草・自性院・住職の能筆家・素龍・自筆「法華経」安楽行品・心より恭敬・礼拝せよ・茶道・茶道具14-20。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。永楽善五郎作 三閑人 青磁 蓋置き 保証品。
出品した「源氏物語」は椎本(しいがもと)の内容の要旨
「椎本」(しいがもと)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。染付 永楽保全写し 手汲金米入 合箱 茶道具 京焼 a-26e1478。二月二十日ごろ、匂宮(今上天皇の皇子)は初瀬詣で(長谷寺参詣)の帰りに宇治の夕霧(源氏の君の長男)の別荘に立ち寄る。楽布特選 93891 w 永楽善五郎・妙全作 紫交趾 鶴首花入れ 共箱 茶道具 花器。宇治の八の宮の姫君たちに関心があったからだ。:【古都京都】「滑車の花台F-65」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。匂宮は薫や夕霧(源氏の君の長男)の子息たちと碁や双六をしたり琴を弾いたりして楽しんでいる。:【古都京都】「輪島塗こまつぎ絵蒔絵炉縁F-44」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。宇治川を挟んだ対岸にある八の宮邸にもそのにぎやかな管弦の音が響き、八の宮は昔の宮中での栄華の日々を思い出さずにはいられない。:【古都京都】「高台寺炉縁F-45」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。翌日、八の宮から薫に贈歌があり、それを見た匂宮が代わりに返歌をする。【政】307431 ☆茶道具☆仙台堆朱香合 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。匂宮は帰京後もしばしば宇治に歌を送るようになり、八の宮はその返歌を常に中君に書かせるようになる。:【古都京都】「飾り棚F-42」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。年の暮れの雪の日、宇治を訪れた薫は大君と対面し、匂宮と中君の縁談を持ち上げつつ、おのが恋心をも訴え、京に迎えたいと申し出るが、大君は取り合わなかった。☆【茶器/茶道具 懐石道具 火鉢】 手焙り 赤楽焼き 鮟鱇型 川崎和楽作。翌年の春、匂宮の中君への思いはますます募るようになり、夕霧の六の君との縁談にも気が進まない。:即決【古都京都】「鳳凰刻手焙B-96」文楽人形・阿波・かしら・獅子舞・面〝文〟。また、自邸の三条宮が焼失した後始末などで、薫も久しく宇治を訪ねていない。:即決【古都京都】「蜀代O-434」茶道具・灯火器〝江〟。夏、宇治を訪れた薫は、喪服姿の姫君たちを垣間見て、大君の美しさにますます惹かれてゆくのであった。:即決【古都京都】「釣瓶花入れA-625」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。【逢絢亭・新品】茶道具 七事式道具 重香合 楽焼 青楽 桑 表千家流好み 紙箱入り。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。【骨董・茶道具】★深草 浅尾宗筌 淡々斎書付★★蓋置 雲華焼 gp031xb.8.。漢詩のは「天に昇ったり地に潜ったり、あまねく楊貴妃の魂を尋ね求め」という故事に由来する。:即決【古都京都】「手燭2台組O-435」茶道具・灯火器〝江〟。椎本の原文の中に匂宮の「おちこちの汀に波はへだつともなほ吹きかよへ宇治の川風」とい和歌がある。:即決【古都京都】「天目茶碗1客茶碗4個D-145」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。これは、匂宮と中の君の間を歌い「私たちの間に隔つとも宇治の川風よ私たちを親しくさせてください」と意味で、楊貴妃の魂を尋ね求める」ことにも通じる。楽焼 茶道具 蓋置 「了」とあります。貴重品送料無料。紫式部が「椎本」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。:即決【古都京都】「八角御所火鉢A-160」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【新品未使用】 佐々木昭楽 なめくすり 高杯 菓子器 楽焼 在銘 共箱 共布 由来書 茶道具。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
「椎本」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。■楠廸庵■茶道具 喰籠 祥瑞茄子喰籠 真葛香斎作 共箱 新品 未使用品。
《自筆上部の原本自筆上部に原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。e4073 仁清写 渦 水次 泉山窯 宝泉造 金彩 共箱。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。:即決【古都京都】「金象嵌高足香籠A-631」茶道具・鉄瓶.蒔絵.香籠〝江〟。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。K11 希少 古い吉向焼 水差 蓋傷有「窯元 十三軒 吉向焼」造 二つ陶印 金彩夕顔水差 共布 共箱 茶道具。)
「自筆原本」
自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。・即決【古都京都】「釣瓶花入れA-624」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
《自筆上部の原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること
遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。茶道具 蓋置 俵(たわら)、杉原祥公(すぎはら しょうこう)作。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。東間 茶道具 建水 No.111。》
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。:即決【古都京都】「井筒B75」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。茶道具 蓋置 六角 青海波ノ絵、 花蝶窯(かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作 、桐極箱 新品。。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。【閑】茶道具 京焼 赤楽蓋置 在銘 木箱付★時代物★5D1215。
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
《「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】
という漢詩文の落款が押捺されている。E16 雲華焼 蓋置 風炉師 加州 山崎宗元 海老彫蓋置 共布・共箱 茶道具。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。:即決【古都京都】「天目茶碗2客D-143」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。》
《匂宮(今上天皇の皇子)・薫の君と宇治八の宮の姫君(中の君・大君)の物語》
《匂宮(今上天皇の皇子)、初瀬詣での帰途に宇治に立ち寄る》
《薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)の迎えに八の宮邸に来る》
《秋、薫の君、中納言に昇進し、宇治を訪問》
《薫の君、弁の君から昔語りを聞き、帰京》
《いかに哀(あはれ)に》・・・心ほそ(細)くとも、
あひ見たてまつること絶えてやまゝしやは」
なと、語らひたまふ。■京焼 清水焼 江戸末期 色絵 盛上 花鳥文 蓋物 在銘 骨董 共箱■。「君なくて岩のかけ道絶えしより
松の雪をもなにとかは見る」中の宮、
「奥山の松葉に積もる雪とたに
消えにし人を思はましかは」
うらやましくそ、またも降り添ふや。【送料無料】松坂 茶入 仕覆付 無傷美品 年代保証 時代物 茶道具 稀少 (旧家蔵出し) WWTT069。
《第二段 薫、歳末に宇治を訪問》
中納言の君、「新しき年は、ふとしもえ
訪らひきこえさらむ」と思しておはしたり。:即決【古都京都】「湖東焼き花生P160」漆器・陶器〝器〟。
雪もいと所狭きに、よろしき人たに
見えすなりにたるを、なのめならぬけはひして、
かろらかに・・・《物(もの)し給(たま)へる》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。三浦竹軒(造)金彩草花文 香炉 共箱 共布 政府認定技術保存資格者 茶道具 京焼 未使用 b7244s。
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
《匂宮(今上天皇の皇子)・薫の君と八の宮(桐壺帝の皇子・朱雀天皇の皇太子)の姫君(中の君・大君)の恋物語》
《匂宮(今上天皇の皇子)、初瀬参り(長谷寺参詣)の帰途、宇治・八の宮邸に立ち寄る》
《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待》
《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)姫君(大君・中の君)の将来を案じる》
《秋、薫の君、中納言に昇進し、宇治を訪問》
《宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語》
《(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君)「父宮(八の宮)がたとえ
御髪などをお下ろしになったにしても、そのお姿でなりと生きていらっしゃるのだったら、
こうして通ってまいる人もおのずと多かったでしょうに。:即決【古都京都】「桐材蒔絵手付花生E-96」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶.蒔絵,香道〝江〟。
どんなに悲しく》・・・・心細いといっても、父宮(八の宮)にお目にかかることが
まったく絶えてしまうということはなかったでしょうに」
などとお互いに話し合っていらっしゃる。骨董 四代 清水六兵衛 菓子鉢 茶道具 共箱 物故作家物 売切。
姫君(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君)は、
(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君)「君なくて……(父宮が
なくなられてから、山寺へ通う岩のかけ道の行き来も途絶えてしまったけれど、
あなたは、この松にかかる雪をなんとごらんになりますか」
中の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・中の君)は、
(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・中の君)「奥山の……せめて、
なくなられた父宮を、この奥山の松葉に積る雪とでも思うことができたらと思います」
父宮(八の宮)はこの世から消えておしまいになったが、うらやましいことに、
雪は消え残って、さらに降り積っていくことではある。楽焼 茶道具 蓋置 一閑人 貴重品。
《十三・薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)の御心ざしを伝え自分の恋心も訴える》
中納言の君(薫の君)は、
(薫の君)「年が改まってからはおいそれとお訪ね申すわけにもいくまい」
とお思いになって、暮れのうちに宇治へお越しになる。:即決【古都京都】「桐材蒔絵手付花生E-95」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶.蒔絵,香道〝江〟。
雪も一面に降り積っているので、普通の人でさえ姿を見せなくなってしまったのに、
この君(薫の君)が、並々ならぬご立派なご様子で、気安く・・・・・《お来しになられた
お志は形だけのものでないとよくお分りになるので、姫君(八の宮の姫君・大君と
中の君)たちはいつもよりはお手厚くお席などのご用意をなさる。[大幸] 平安春峰造 白泥四方口窓涼炉 未使用品 上手良品 煎茶道具 煎茶器 煎茶具 古玩。》
備考・
美しい大君と中の君の二人の姫君の父・八の宮は、桐壺天皇の皇子であり、朱雀天皇の弟で皇太子でもあった。:即決【古都京都】「炉縁D-69」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。本来なら次期天皇と目されていたが政変により都を離れ宇治に住む。:即決【古都京都】「自在蜀代O-438」茶道具・灯火器〝江〟。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。:即決【古都京都】「在銘ナイフ型文鎮A-632」茶道具・鉄瓶.蒔絵.香籠〝江〟。
《Beneath the Oak (椎本)》
They might be lonely, but it would not be the final
loneliness of knowing they would not see him again.
"For him, the mountain path has now been cut.
How can we look on the pine we watched as we waited?"
And Nakanokimi replied:
"Away in the hills, the snow departs from the pines
But comes again.
Ah, would it were so with him!"
As if to mock her, the snow came again and again.
Kaoru paid his visit late in the year.
The New Year would be too busy to allow the briefest of visits.
With the snow so deep, it was unusual for the ladies
to receive even an ordinary caller.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《柯根(椎本)》
相与言道:“即使父削僧,只要活在世,
来来往往的人也自然会很多。湯冷まし■茶溢し 菊と桐の紋 阿漕焼 直し有 煎茶道具 古美術 時代物 骨董品■。我无何等寂寞,
不会与父不得面。【逢絢亭・新品】茶道具 香合 京焼 掻落し香合 榊原勇一 共箱入り。”大女公子便吟曰:
“人亡山路寂,无往来人。楽焼茶器一対袋つき 楽焼手堤茶器(袋つき)。望松枝雪,如何遣此情?”
二女公子也吟云:“山中松上雪,消尽又重。B10373 香雲 緑交趾蓋置:真作。
人死不重生,安得如松雪?”此天空又下雪了,
使不羡慕。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 染付 竹の図 紫翠窯 西村徳泉 共箱入り。薰中言想起新年里事忙,
不会有工夫宇治,便在年底来到山庄。茶道具 蓋置 六角 青海波ノ絵、 花蝶窯(かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作、木箱 新品。。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。B08668 八代吉向十三軒 辛未蓋置 鵬雲斎:真作。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。茶道具 蓋置 染付山水、 京焼 手塚祥堂作、共箱 新品。。
左の写真が「源氏物語」椎本の巻の末尾(原本番号38-B)の押印。定一 西陣織 桶谷 茶入小壺 肩衝 箱付年代物。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。B20525 浅尾宗筌 蓋置。冬姫は内大臣・通誠の養女。B03537 三代徳泉 染付車軸蓋置:真作。
冬姫は通称。C01319 茶道具計7点:真作。正式な名は伊達貞子。茶道具 蓋置 色絵 八ツ橋、 京焼 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。左端の写真は「椎本の巻」末尾の拡大写真。T01261 十二代和全 即全識 染附墨台蓋置 即中斎箱:真作。
上の篆書体は、「升天入地求之遍」【天にのぼり地に入りてこれを求めることあまねし】の押印。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 浅黄交趾 水玉透かし 永楽即全 永楽善五郎 共箱入り。
篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。T05604 煎茶道具多々:真作。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。茶道具 蓋置 色絵 八つ橋、 高野昭阿弥作、共箱 新品。。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(椎本の巻)MRI 46―28B
自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。B08670 八代吉向十三軒 乙亥蓋置 鵬雲斎:真作。
「源氏物語」「椎本の巻」主人公・椎本の資料
下記写真は、「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君の姫君と匂宮と薫の君。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 染付 墨台蓋置 山水や唐子の図 祥瑞五郎助 浅見五郎助 共箱入り。
「源氏物語絵巻 」椎本(大分美術館所蔵)舟に乗り、楽器を弾きながら
八の宮邸に向かう匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君。桶谷定一 茶入れ 仕覆付。邸の中は大君と中の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。【閑】明治期 大日本永楽造 金彩色絵『鳳凰風景文』/染付捻文煎茶碗3点セット★時代物★4D0711 ■。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「椎本」原本に記されております。【閑】浅田銘 染付『蓮花鳥文』煎茶碗/犬山焼 赤絵『花鳥文』煎茶碗/盃 茶道具 時代物★3D0803■。紫式部が「椎本」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「椎本の巻」を書いていることがわかります。茶道具 蓋置 色絵 傘、京都 高野 昭阿弥作、共箱 新品。。この原詩の言葉の引用は、「椎本の巻」に用いられていることで広く知られている。409361 【 美品 茶道具 八幡窯 火襷 灰器 灰入れ 陶印 共箱 】 検) 灰道具 茶事 茶会 煎茶 炭道具 風炉用 茶道教室 七事式 茶懐石ⅱ。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。【閑】高取焼味楽造等 流れ釉 変形煎茶碗(4客)盃揃い☆時代物☆ 4D0803■。
「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。つくね蓋置 瑞山 / 青釉 / 利休梅 共箱 茶事 茶道具 【c1-2-2】。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。柏守 在銘 ★ 自作 色絵 三ツ瓢 蓋置 ★ 共箱 ★ 茶人の作か ★ 吉祥 縁起物 ★ 茶道具 ★。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。【閑】江戸期 南蛮 芋の子茶入 アメ色に変色した蓋 仕覆付 箱付 茶道具 時代物 骨董品☆3D0707■。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。伝統工芸 工芸美術 *片口水注 水注*鉄製 鉄器 鉄瓶 陶器蓋 唐草 三桐文*高橋敬典 敬典 銘 在銘*共箱 共布 敷物付属。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。【閑】明治期 油灯 オイルランプ 陶器製☆時代物☆3C1109■。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 京焼 六角 七宝の絵 花蝶窯 手塚石雲 極め:奥様の手塚和代 共箱入り。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。■ 茶道具 短冊箱 揃一式 ■ 在銘有 収納箱入り №5670■。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。【閑】明治期 染付『花文』瓢形 等 盆巾入 盆巾皿 二点セット / 茶事 茶道具☆時代物☆R30412■。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。茶入 肩衝 茶道具 抹茶 仕覆。撮影後、展示のために再表装をしております。E25 銘:三浦竹軒 菓子鉢 梅柄 菓子器 盛込鉢 /茶道具 (kngs)。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。☆乾山写し☆清閑寺釜☆蓋置☆武蔵野蒔絵☆祥造作☆共箱☆。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。茶道具 京焼茶入 刻銘あり 高さ6.5cmx直径5.5cmぐらい。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。茶道具 茶入れ 高取釉飾 巌造 サイズ 直径75mmx高さ45mmぐらい。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【閑】刷毛目 宝瓶/ 茶事 茶道具 3C0330■。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。建水■裵楽 雙璧庵 平建水 白泥 白楽 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。【送料無料】桶谷定一作 肩衝茶入 京焼 共箱 亡羊緞子 仕覆付 無傷美品 年代保証 時代物 茶道具 稀少 WWTT030。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。蔵出し 明治27年■大 ふくさ 帛紗 袱紗 3枚■ 家紋 鶴 波 日の出 木箱 №3543■。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。徳又斎楽徳 ★ 赤楽灰器 ★ 共箱 ★ 灰皿 ★ 検索: 黒楽 飴釉 茶道具 ★。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。★☆高級品★180cm×87cm 毛氈 毛せん もうせん フェルト 赤 工業用 特大 ソフト ワイド巾 緋絨毯 レッドカーペット お茶会 舞台☆★。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。【逢絢亭】茶道具 茶器 金林寺 京焼 梅唐松の図 60の内 尋牛斎書付 真葛(宮川)香斎 共箱入り。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。茶入れ■膳所焼き 陽炎園 淡海ぜぜ お茶入れ お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。京焼 茶道具 茶入れ 煎茶道具 共箱付き 高さ9.3cm 直径5.5cmぐらい。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 京焼 六角 青海波の絵 花蝶窯 手塚石雲 極め:奥様の手塚和代。母は後水尾天皇皇女女二宮。平安一星 古赤絵【金彩】菓子鉢 共箱付 未使用 保管品!。実母は近衛家女房(瑤林院)。茶道具 京焼 茶入 高さ79mmx直径56.4mmぐらい。幼名は多治丸。茶道具 未使用(け082)。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。煎茶碗■10客 赤絵 唐草紋 煎茶器 湯呑み 猪口 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【閑】古赤楽 印面 蓋置 / 茶事 茶道具 R30305■。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。茶入■黒釉五角形 耳付き 仕覆付き 棗 赤紋 古茶器 古道具 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。【逢絢亭・新品】茶道具 水屋道具 片口水注 京焼 扇面流水の図 紙箱入り。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。G18【ラスト!プライスダウン!】【無銘】 作者不明 赤絵 茶入。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。茶入■平安 浅見よし三 窯変 四滴茶入『浅見 与し三』造 色変四滴茶入 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
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