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新品 :54712138454
中古 :54712138454-1 |
メーカー | f3299148 | 発売日 | 2025-05-14 23:53 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「升天入地求之遍」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる夕霧邸の匂宮と薫の君(椎本・絵巻)
閉じる舟で演奏しながら姫君邸に向かう匂宮
閉じる中の君と大君を訪ねる薫の君(国宝・拡大)
閉じる京都・三室寺(八の宮の別荘のモデル)
閉じる宇治平等院(夕霧の別荘のモデル)
自筆「源氏物語」の「椎本(しいがもと)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。★ 91554 茶道具 茶釜 平 蓋無 銅製 直径32x高さ21cm 口径13.7cm 記念品 中古 ★*。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。:即決【古都京都】「天目茶碗2客D-144」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。【政】30776 ☆茶道具☆古曽部焼抹茶碗 箱入 高槻 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋 置棗。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。▲60SK256▲中村陶六造 大海茶入 茶道具 茶壷。現在の今上天皇と系譜がつながっている。【政】30731 ☆茶道具☆火箸 1対 銘有り 五十一代明珍宗之作 茶筅 茶筒 茶碗 茶釜。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。サナエ266 京都桃山 玉堂陶苑 二代目手塚玉堂造 珠光青磁花生け 共箱 在銘 本物保証 花器 インテリア 越前蔵うぶ出し。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。:【古都京都】「飾り棚F-39」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。K11020 急須 平安渓仙造 白磁急須 煎茶道具 茶道具 茶器 茶壺。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。蓋置 桜 桜蓋置 福森阿也 桜絵。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。菓子器 井上春峰 約37cm×27cm×8.8cm。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。【政】30960 ☆茶道具☆半月形器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。【政】29400 ☆茶道具☆四君子水注 平安瑞光造 共箱 水次ぎ 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。江戸・浅草・自性院住職の能筆家・素龍/自筆「法華経」安楽行品(あんらくぎょうほん)安楽の心をよく修得できれば/茶道/茶道具14-14。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。:【古都京都】「青海波村田宗覚作炉縁F-48」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。早苗224 江戸期 道八窯 古清水焼 菓子鉢 本物保証 茶道具 茶席道具 越前府中旧家蔵うぶ出し。また、各巻ごとの書かれた年については不明。:【古都京都】「飾り棚F-40」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。従って、応永五年とは、書き始めの年である。:【古都京都】「唐松蒔絵炉縁F-47」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。【政】29173 ☆茶道具☆やぶれ風炉 鉄製 茶道具。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。472126 上田恒次 作 練上手 建水(共箱)茶道具。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。▲楠廸庵▲黒釉唐松茶碗 加藤浩一作 茶道具。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。:【古都京都】「銀縁蒔絵平盆F-109」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。【政】28402 ☆茶道具☆犬山焼松考筆百老図茶碗 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。京 粟田焼 二代目 美山作 能絵「富士太鼓」 菓子器。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。:【古都京都】「飾り棚F-41」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。骨董■骨董 楽焼 古い 染付 貫入 赤絵 龍文 蓋付 鉢 在銘 ■。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。【政】30955 ☆茶道具☆わらぶき小屋風器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。【政】30670 ☆茶道具☆総欅器局 ケヤキ 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。江戸・浅草・自性院・住職の能筆家・素龍・自筆「法華経」安楽行品・心より恭敬・礼拝せよ・茶道・茶道具14-20。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。永楽善五郎作 三閑人 青磁 蓋置き 保証品。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。染付 永楽保全写し 手汲金米入 合箱 茶道具 京焼 a-26e1478。
出品した「源氏物語」は椎本(しいがもと)の内容の要旨
「椎本」(しいがもと)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。楽布特選 93891 w 永楽善五郎・妙全作 紫交趾 鶴首花入れ 共箱 茶道具 花器。二月二十日ごろ、匂宮(今上天皇の皇子)は初瀬詣で(長谷寺参詣)の帰りに宇治の夕霧(源氏の君の長男)の別荘に立ち寄る。:【古都京都】「滑車の花台F-65」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。宇治の八の宮の姫君たちに関心があったからだ。:【古都京都】「輪島塗こまつぎ絵蒔絵炉縁F-44」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。匂宮は薫や夕霧(源氏の君の長男)の子息たちと碁や双六をしたり琴を弾いたりして楽しんでいる。:【古都京都】「高台寺炉縁F-45」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。宇治川を挟んだ対岸にある八の宮邸にもそのにぎやかな管弦の音が響き、八の宮は昔の宮中での栄華の日々を思い出さずにはいられない。【政】307431 ☆茶道具☆仙台堆朱香合 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。翌日、八の宮から薫に贈歌があり、それを見た匂宮が代わりに返歌をする。:【古都京都】「飾り棚F-42」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。匂宮は帰京後もしばしば宇治に歌を送るようになり、八の宮はその返歌を常に中君に書かせるようになる。☆【茶器/茶道具 懐石道具 火鉢】 手焙り 赤楽焼き 鮟鱇型 川崎和楽作。年の暮れの雪の日、宇治を訪れた薫は大君と対面し、匂宮と中君の縁談を持ち上げつつ、おのが恋心をも訴え、京に迎えたいと申し出るが、大君は取り合わなかった。:即決【古都京都】「鳳凰刻手焙B-96」文楽人形・阿波・かしら・獅子舞・面〝文〟。翌年の春、匂宮の中君への思いはますます募るようになり、夕霧の六の君との縁談にも気が進まない。:即決【古都京都】「蜀代O-434」茶道具・灯火器〝江〟。また、自邸の三条宮が焼失した後始末などで、薫も久しく宇治を訪ねていない。:即決【古都京都】「釣瓶花入れA-625」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。夏、宇治を訪れた薫は、喪服姿の姫君たちを垣間見て、大君の美しさにますます惹かれてゆくのであった。【逢絢亭・新品】茶道具 七事式道具 重香合 楽焼 青楽 桑 表千家流好み 紙箱入り。
原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。【骨董・茶道具】★深草 浅尾宗筌 淡々斎書付★★蓋置 雲華焼 gp031xb.8.。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。:即決【古都京都】「手燭2台組O-435」茶道具・灯火器〝江〟。漢詩のは「天に昇ったり地に潜ったり、あまねく楊貴妃の魂を尋ね求め」という故事に由来する。:即決【古都京都】「天目茶碗1客茶碗4個D-145」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。椎本の原文の中に匂宮の「おちこちの汀に波はへだつともなほ吹きかよへ宇治の川風」とい和歌がある。楽焼 茶道具 蓋置 「了」とあります。貴重品送料無料。これは、匂宮と中の君の間を歌い「私たちの間に隔つとも宇治の川風よ私たちを親しくさせてください」と意味で、楊貴妃の魂を尋ね求める」ことにも通じる。:即決【古都京都】「八角御所火鉢A-160」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。紫式部が「椎本」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。【新品未使用】 佐々木昭楽 なめくすり 高杯 菓子器 楽焼 在銘 共箱 共布 由来書 茶道具。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。■楠廸庵■茶道具 喰籠 祥瑞茄子喰籠 真葛香斎作 共箱 新品 未使用品。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
「椎本」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。e4073 仁清写 渦 水次 泉山窯 宝泉造 金彩 共箱。
《自筆上部の原本自筆上部に原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。:即決【古都京都】「金象嵌高足香籠A-631」茶道具・鉄瓶.蒔絵.香籠〝江〟。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。K11 希少 古い吉向焼 水差 蓋傷有「窯元 十三軒 吉向焼」造 二つ陶印 金彩夕顔水差 共布 共箱 茶道具。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。・即決【古都京都】「釣瓶花入れA-624」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。)
「自筆原本」
自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。茶道具 蓋置 俵(たわら)、杉原祥公(すぎはら しょうこう)作。
《自筆上部の原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること
遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。東間 茶道具 建水 No.111。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。:即決【古都京都】「井筒B75」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。》
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。茶道具 蓋置 六角 青海波ノ絵、 花蝶窯(かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作 、桐極箱 新品。。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。【閑】茶道具 京焼 赤楽蓋置 在銘 木箱付★時代物★5D1215。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。E16 雲華焼 蓋置 風炉師 加州 山崎宗元 海老彫蓋置 共布・共箱 茶道具。
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
《「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】
という漢詩文の落款が押捺されている。:即決【古都京都】「天目茶碗2客D-143」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。■京焼 清水焼 江戸末期 色絵 盛上 花鳥文 蓋物 在銘 骨董 共箱■。》
《匂宮(今上天皇の皇子)・薫の君と宇治八の宮の姫君(中の君・大君)の物語》
《匂宮(今上天皇の皇子)、初瀬詣での帰途に宇治に立ち寄る》
《薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)の迎えに八の宮邸に来る》
《秋、薫の君、中納言に昇進し、宇治を訪問》
《薫の君、弁の君から昔語りを聞き、帰京》
《ありさまともを、》・・・・うちすてゝんか
いみしきこと。【送料無料】松坂 茶入 仕覆付 無傷美品 年代保証 時代物 茶道具 稀少 (旧家蔵出し) WWTT069。されとも、さはかりのことに
妨けられて、長き夜の闇にさへ惑はむか益なさを。:即決【古都京都】「湖東焼き花生P160」漆器・陶器〝器〟。
かつ見たてまつるほとたに思ひ捨つる世を、
去りなむうしろのこと、知るへきことにはあらねと、
わか身一つにあらす、過きたまひにし御面伏せに、
軽々しき心ともつかひたまふな。三浦竹軒(造)金彩草花文 香炉 共箱 共布 政府認定技術保存資格者 茶道具 京焼 未使用 b7244s。おほろけのよすかならて、
人の言にうちなひき、この山里をあくかれたまふな。【睦】吉向十三軒 十三軒尚古衛 一重 菓子器 大正期 延命 瓢箪 希少 共箱■。
たゝ、かう人に違ひたる契り異なる身と思しなして、
こゝに世を尽くしてむと思ひとりたまへ。:即決【古都京都】「桐材蒔絵手付花生E-96」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶.蒔絵,香道〝江〟。
ひたふるに思ひなせは、ことにもあらす
す(過)きぬる・・・・《年月なりけり。骨董 四代 清水六兵衛 菓子鉢 茶道具 共箱 物故作家物 売切。》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。楽焼 茶道具 蓋置 一閑人 貴重品。
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
《匂宮(今上天皇の皇子)・薫の君と八の宮(桐壺帝の皇子・朱雀天皇の皇太子)の姫君(中の君・大君)の恋物語》
《匂宮(今上天皇の皇子)、初瀬参り(長谷寺参詣)の帰途、宇治・八の宮邸に立ち寄る》
《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待》
《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)姫君(大君・中の君)の将来を案じる》
《秋、薫の君、中納言に昇進し、宇治を訪問》
《秋が深くなるにつれて、八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)は何かひどく
心細さを感じないではいらっしゃれれなかったので、例のごとく静かな山寺で
念仏を専心勤めたいとお考えになり、姫君(大君・中の君)たちにも、
心得ておくべきことをお申し聞かせになる。[大幸] 平安春峰造 白泥四方口窓涼炉 未使用品 上手良品 煎茶道具 煎茶器 煎茶具 古玩。
(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)「世の中の常として、終の別れは
のがれられないことでしょうが、心の慰められるようなよすががあってこそ
悲しい気持をも静めることができるというものでしょう。:即決【古都京都】「炉縁D-69」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
ところがほかにこれといって後のお世話をゆだねる人もなく、
いかにも心細そうなあなた方(大君・中の君)を》・・・・・あとに残すことに
なってしまうのが何よりもつらいのです。:即決【古都京都】「自在蜀代O-438」茶道具・灯火器〝江〟。
とはいえ、それくらいのことに妨げられ、長夜の闇にさまよって成仏までも
ままならぬというのではふがいないことです。:即決【古都京都】「在銘ナイフ型文鎮A-632」茶道具・鉄瓶.蒔絵.香籠〝江〟。
また、あなた方と顔を合せている現在でさえすでに執着を断ってしまっている
この世なのだから、後のことに口出しすべきでもないのです。T09405 焼物蓋置2、唐木香合1 計3点セット:真作。
ですが、このわたし一人のためだけではなく、なくなられた母君の不面目に
なるような軽々しい考えは、お二人とも起されぬようにしてくだされ。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 瓦蓋置 藪内流好み 渡邊常庵宗匠御遺考の蓋置 真葛(宮川)香斎 共箱入り。
よくよく頼りになる相手でなければ、うっかり口車にのって、
この山里をお離れになってはいけません。湯冷まし■茶溢し 菊と桐の紋 阿漕焼 直し有 煎茶道具 古美術 時代物 骨董品■。ただ、このように並の人とはちがって特別の因縁(皇族)に生れついた身とおあきらめになり、
ここで生涯を終えようとのおつもりになってくだされ。【逢絢亭・新品】茶道具 香合 京焼 掻落し香合 榊原勇一 共箱入り。
振り返ってみると、一途にその気になれば、どれほどのこともなく
過ぎてしまう・・・・・《月日というものでした。楽焼茶器一対袋つき 楽焼手堤茶器(袋つき)。まして女人は女人らしく
世間に顔出しせず、人目に立ってみっともなく陰口されるようなことの
ないのがなによりというものでしょう」
などと宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)は仰せになる。B10373 香雲 緑交趾蓋置:真作。》
備考・
美しい大君と中の君の二人の姫君の父・八の宮は、桐壺天皇の皇子であり、朱雀天皇の弟で皇太子でもあった。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 染付 竹の図 紫翠窯 西村徳泉 共箱入り。本来なら次期天皇と目されていたが政変により都を離れ宇治に住む。茶道具 蓋置 六角 青海波ノ絵、 花蝶窯(かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作、木箱 新品。。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。B08668 八代吉向十三軒 辛未蓋置 鵬雲斎:真作。
《Beneath the Oak (椎本)》
Even while I have been here with you, I have as good as run away
from the world; and it is not for me to say how it should be when I am gone.
But please remember that I am not the only one.
You have your mother to think of too.
Please do nothing that might reflect on her name.
Men who are not worthy of you will try to lure you out of these
mountains, but you are not to yield to their blandishments.
Resign yourselves to the fact that it was not meant to be―
that you are different from other people and were meant to be alone―
and live out your lives here at Uji.
Once you have made up your minds to it, the years will go smoothly by.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《柯根(椎本)》
但人没有能代替我的保人,
身世孤苦伶,我把弃在世,
在非常痛心!然如此,但被一点情所妨碍,
竟使我不得往生,永堕回苦海之中,失也太大了。B20525 浅尾宗筌 蓋置。
我与同生在世之,也因早已看破,
故身后之事不。B03537 三代徳泉 染付車軸蓋置:真作。然而希望不但念我一人,
又念已故的母的面,切勿生薄的念。C01319 茶道具計7点:真作。
若非真有深,切勿信人言而去山庄。茶道具 蓋置 色絵 八ツ橋、 京焼 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。
知人的身世命,与普通世人不同,
必准老在山中。T01261 十二代和全 即全識 染附墨台蓋置 即中斎箱:真作。
只要主意定,自能安然度送月。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 浅黄交趾 水玉透かし 永楽即全 永楽善五郎 共箱入り。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。T05604 煎茶道具多々:真作。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。茶道具 蓋置 色絵 八つ橋、 高野昭阿弥作、共箱 新品。。
左の写真が「源氏物語」椎本の巻の末尾(原本番号38-B)の押印。C02824 三代 西村徳泉 祥瑞写一閑人鉢:本物保証 徳泉 送料無料。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。茶道具 薄茶器 青磁酒会壺形 平安 富田静山。冬姫は内大臣・通誠の養女。茶道具 蓋置 六角 七宝 波ノ絵、 京都 花蝶窯(かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作、木箱 新品。。
冬姫は通称。茶碗・抹茶碗 楽焼 飴釉茶碗 和楽 793。正式な名は伊達貞子。建水■廣永窯 松楽造 廣永陶器 廣永陶苑 津市 お茶道具 茶湯 古美術 時代物 骨董品■。左端の写真は「椎本の巻」末尾の拡大写真。C00255 浅尾宗筌 雲華蓋置 昇格記念品淡々斎書付:本物保証 送料無料。
上の篆書体は、「升天入地求之遍」【天にのぼり地に入りてこれを求めることあまねし】の押印。茶道具 蓋置 黄交趾 太鼓、京都 高野昭阿弥作 共箱■新品■。
篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。B02922 三浦篤 鐵砂釉竹節茶巾筒:真作。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。B08670 八代吉向十三軒 乙亥蓋置 鵬雲斎:真作。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(椎本の巻)MRI 46―12B
自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。【閑】浅田銘 染付『蓮花鳥文』煎茶碗/犬山焼 赤絵『花鳥文』煎茶碗/盃 茶道具 時代物★3D0803■。
「源氏物語」「椎本の巻」主人公・椎本の資料
下記写真は、「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君の姫君と匂宮と薫の君。茶道具 蓋置 色絵 傘、京都 高野 昭阿弥作、共箱 新品。。
「源氏物語絵巻 」椎本(大分美術館所蔵)舟に乗り、楽器を弾きながら
八の宮邸に向かう匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君。409361 【 美品 茶道具 八幡窯 火襷 灰器 灰入れ 陶印 共箱 】 検) 灰道具 茶事 茶会 煎茶 炭道具 風炉用 茶道教室 七事式 茶懐石ⅱ。邸の中は大君と中の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。【閑】高取焼味楽造等 流れ釉 変形煎茶碗(4客)盃揃い☆時代物☆ 4D0803■。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「椎本」原本に記されております。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 楽焼 五徳蓋置 川崎和楽 共箱入り。紫式部が「椎本」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「椎本の巻」を書いていることがわかります。須田菁華造 灰付「火入」 共箱。この原詩の言葉の引用は、「椎本の巻」に用いられていることで広く知られている。水注●水次 水差し 緑釉青磁【平安玉鳳造】後手 急須 古美術 時代物 骨董品■。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。陶磁器 染付 急須 陶印銘有 1115N2h。
「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。【閑】明治期 染付『花文』瓢形 等 盆巾入 盆巾皿 二点セット / 茶事 茶道具☆時代物☆R30412■。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。茶入 肩衝 茶道具 抹茶 仕覆。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。E25 銘:三浦竹軒 菓子鉢 梅柄 菓子器 盛込鉢 /茶道具 (kngs)。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。☆乾山写し☆清閑寺釜☆蓋置☆武蔵野蒔絵☆祥造作☆共箱☆。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。楽吉左衛門 13代(惺入) ★ 赤楽穂屋蓋置 ★ 共箱 ★ 淡々斎書付 ★。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 京焼 六角 七宝波の絵 花蝶窯 手塚石雲 極め:奥様の手塚和代。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。楽印 灰器。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。【閑】明治期 煎茶飾り 細工彫『笹の葉にカタツムリ』時代物/ 茶道具R30331■。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。茶道具 京焼茶入 刻銘あり 高さ6.5cmx直径5.5cmぐらい。撮影後、展示のために再表装をしております。茶道具 茶入れ 高取釉飾 巌造 サイズ 直径75mmx高さ45mmぐらい。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。【閑】刷毛目 宝瓶/ 茶事 茶道具 3C0330■。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。茶入れ■膳所焼き 陽炎園 淡海ぜぜ お茶入れ お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。京焼 茶道具 茶入れ 煎茶道具 共箱付き 高さ9.3cm 直径5.5cmぐらい。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 京焼 六角 青海波の絵 花蝶窯 手塚石雲 極め:奥様の手塚和代。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。平安一星 古赤絵【金彩】菓子鉢 共箱付 未使用 保管品!。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。茶道具 京焼 茶入 高さ79mmx直径56.4mmぐらい。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。茶道具 未使用(け082)。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。煎茶碗■10客 赤絵 唐草紋 煎茶器 湯呑み 猪口 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。【閑】古赤楽 印面 蓋置 / 茶事 茶道具 R30305■。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。茶入■黒釉五角形 耳付き 仕覆付き 棗 赤紋 古茶器 古道具 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。【逢絢亭・新品】茶道具 水屋道具 片口水注 京焼 扇面流水の図 紙箱入り。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。G18【ラスト!プライスダウン!】【無銘】 作者不明 赤絵 茶入。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。明代 漆金 楠木 観音像 篏銀目 中国古玩。母は後水尾天皇皇女女二宮。茶入れ■染付山水 船 丸蓋 四角 在銘 お茶道具 骨董品 古美術■。実母は近衛家女房(瑤林院)。茶入■平安 浅見よし三 窯変 四滴茶入『浅見 与し三』造 色変四滴茶入 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。幼名は多治丸。E24 銘:楽峰 手鉢 手付鉢 菓子器 盛込鉢 /金彩/茶道具 (kngs)。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。蓋置■3個セット 蜻蛉紋 安南蜻蛉染付ふたおき 中村 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。G17【ラスト!プライスダウン!】【無銘】 作者不明 茶入 袋・箱付。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。@@ 京焼 吉村楽入 蓋置 楽 楽入の銘 茶道具 茶陶 作家物 日本伝統工芸士。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。蓋置■4点セット 竹 飴釉 白雪釉 唐子3つ足 ふたおき お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。古い染付茶入れ。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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