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新品 :54712136500
中古 :54712136500-1 |
メーカー | dfdfd51d | 発売日 | 2025-05-26 02:18 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「紫藤花下漸黄昏」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる国宝「源氏物語」夕霧(中央)
閉じる国宝「源氏物語」夕霧(左)・雲井雁(右)
閉じる藤の花の宴・左夕霧、右内大臣
閉じる夕霧と雲井の雁の婚姻を祝う藤の花の宴
閉じる夕霧と雲井の雁の婚姻を祝う藤の花の宴
自筆「源氏物語」の「藤裏葉(ふじのうらは)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。[大幸] 高野清鳳造 白泥扇文窓涼炉 希少良品 未使用 煎茶道具 京焼 煎茶具 作家物。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。蓋置 若松の絵 5代真葛(まくず) 香斎 名工 京焼。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。雲居雁(夕霧の正室)、父の邸に里帰りをする、夕霧、迎えに訪れる「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道68B。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【政】32222 ☆茶道具☆古銅水注 水差 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗 骨董。現在の今上天皇と系譜がつながっている。21841/○宗偏流10代 山田宗囲箱書 申新春蓋置 共箱 水屋道具 茶道具。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。豪華図録本表千家茶の道具久田宗也3冊揃茶の湯点前茶席道具茶道具唐物茶碗茶入茶器棚物花入風炉水屋茶杓水指釜名物裂点前作法連続写真解説。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。★ 91554 茶道具 茶釜 平 蓋無 銅製 直径32x高さ21cm 口径13.7cm 記念品 中古 ★*。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。源氏の君、夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の噂を耳にする「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道46B。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。【政】31258 ☆茶道具☆仁清風扇面流 階具 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)、柏木への返事の手紙を書かれる「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏/自筆/茶道7B。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。自筆「源氏物語」夕霧、恋しい女二の宮(朱雀天皇の皇女)からのお手紙の返事をお待ちになる・夕霧の巻・茶道61B。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。:即決【古都京都】「天目茶碗2客D-144」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【政】30776 ☆茶道具☆古曽部焼抹茶碗 箱入 高槻 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋 置棗。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。▲60SK256▲中村陶六造 大海茶入 茶道具 茶壷。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。【政】30731 ☆茶道具☆火箸 1対 銘有り 五十一代明珍宗之作 茶筅 茶筒 茶碗 茶釜。また、各巻ごとの書かれた年については不明。サナエ266 京都桃山 玉堂陶苑 二代目手塚玉堂造 珠光青磁花生け 共箱 在銘 本物保証 花器 インテリア 越前蔵うぶ出し。従って、応永五年とは、書き始めの年である。:【古都京都】「飾り棚F-39」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。K11020 急須 平安渓仙造 白磁急須 煎茶道具 茶道具 茶器 茶壺。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。蓋置 桜 桜蓋置 福森阿也 桜絵。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。菓子器 井上春峰 約37cm×27cm×8.8cm。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。【政】30960 ☆茶道具☆半月形器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。【政】29400 ☆茶道具☆四君子水注 平安瑞光造 共箱 水次ぎ 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。江戸・浅草・自性院住職の能筆家・素龍/自筆「法華経」安楽行品(あんらくぎょうほん)安楽の心をよく修得できれば/茶道/茶道具14-14。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。:【古都京都】「青海波村田宗覚作炉縁F-48」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。早苗224 江戸期 道八窯 古清水焼 菓子鉢 本物保証 茶道具 茶席道具 越前府中旧家蔵うぶ出し。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。:【古都京都】「飾り棚F-40」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。:【古都京都】「唐松蒔絵炉縁F-47」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。【政】29173 ☆茶道具☆やぶれ風炉 鉄製 茶道具。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。472126 上田恒次 作 練上手 建水(共箱)茶道具。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。▲楠廸庵▲黒釉唐松茶碗 加藤浩一作 茶道具。
出品した「源氏物語」は藤裏葉(ふじのうらは)の内容の要旨
「藤裏葉」(ふじのうらは)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。:【古都京都】「銀縁蒔絵平盆F-109」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。源氏の君の子息・夕霧と内大臣の姫君・雲居の雁の恋を無理矢理裂いてから数年、二人の恋愛は世上に知られている。【政】28402 ☆茶道具☆犬山焼松考筆百老図茶碗 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。今更違う相手と娘を結婚させるのは風聞が悪く、夕霧の方からあせって結婚を申し込む様子もなく、内大臣は自分が折れるべきだと考えるようになった。京 粟田焼 二代目 美山作 能絵「富士太鼓」 菓子器。四月、自邸で藤の花の宴を開くという内大臣の口上を持った息子の柏木が、夕霧を迎えにやってくる。:【古都京都】「飾り棚F-41」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。緊張している夕霧に源氏は出かけるよう促し、着替え用にと自らの上等な衣服を選び与える。骨董■骨董 楽焼 古い 染付 貫入 赤絵 龍文 蓋付 鉢 在銘 ■。藤の花の宴で内大臣はかねての仲であった娘の雲居の雁と夕霧の結婚を認める。【政】30955 ☆茶道具☆わらぶき小屋風器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。仲睦まじい夫婦の誕生に、源氏は親心に嬉しく夕霧の辛抱強さを褒めてやる。【政】30670 ☆茶道具☆総欅器局 ケヤキ 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。内大臣も結婚させてみると後宮での競争の多い入内より、立派な婿を迎えた今の結婚の方が幸せだと分かり、心から喜んで夕霧を大切に扱うのだった。江戸・浅草・自性院・住職の能筆家・素龍・自筆「法華経」安楽行品・心より恭敬・礼拝せよ・茶道・茶道具14-20。
原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)と記されている。永楽善五郎作 三閑人 青磁 蓋置き 保証品。藤の裏葉の巻は華麗な源氏一族を描いている。染付 永楽保全写し 手汲金米入 合箱 茶道具 京焼 a-26e1478。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のさまは源氏一族の繁栄を示すものであった。楽布特選 93891 w 永楽善五郎・妙全作 紫交趾 鶴首花入れ 共箱 茶道具 花器。まるで楊貴妃の栄耀栄華を見るようである。:【古都京都】「滑車の花台F-65」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。紫式部が「藤裏葉」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。:【古都京都】「輪島塗こまつぎ絵蒔絵炉縁F-44」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。:【古都京都】「高台寺炉縁F-45」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
「藤裏葉」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。【政】307431 ☆茶道具☆仙台堆朱香合 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。
《自筆上部の原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の漢詩文の落款が押捺されている。:【古都京都】「飾り棚F-42」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。☆【茶器/茶道具 懐石道具 火鉢】 手焙り 赤楽焼き 鮟鱇型 川崎和楽作。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。:即決【古都京都】「鳳凰刻手焙B-96」文楽人形・阿波・かしら・獅子舞・面〝文〟。)
「自筆原本」
自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。:即決【古都京都】「蜀代O-434」茶道具・灯火器〝江〟。
《自筆上部の原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の
漢詩文の落款が押捺されている。:即決【古都京都】「釣瓶花入れA-625」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。【逢絢亭・新品】茶道具 七事式道具 重香合 楽焼 青楽 桑 表千家流好み 紙箱入り。》
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。【骨董・茶道具】★深草 浅尾宗筌 淡々斎書付★★蓋置 雲華焼 gp031xb.8.。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。:即決【古都京都】「手燭2台組O-435」茶道具・灯火器〝江〟。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。:即決【古都京都】「天目茶碗1客茶碗4個D-145」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
《なり》・・・・にき」と、そのほと(程)はのたま(宣)ひけ(消)ちて、
「のこ(残)りと(留)まれる人の、中将はかくたゝ人にて、
わつかになりのほ(上)るめり。楽焼 茶道具 蓋置 「了」とあります。貴重品送料無料。宮は、なら(並)ひなきすち(筋)にて
おはするも、思へはいとこそあはれなれ。:即決【古都京都】「八角御所火鉢A-160」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。すへていとさた(定)めなき
世なれはこそ、なにこと(何事)も思ふまゝにて、
い(生)けるかき(限)りの世をす(過)くさまほしけれと、のこ(残)り
給はむすゑ(末)のよ(世)なとの、たとしへなきおとろ(衰)へなとをさへ、
思ひはゝか(憚)らるれは」と、うちかた(語)らひ給ひて、
上達部なとも御さしき(桟敷)にまい(参)りつと(集)ひ給へれは、
そなたに出て給ひぬ。【新品未使用】 佐々木昭楽 なめくすり 高杯 菓子器 楽焼 在銘 共箱 共布 由来書 茶道具。近衛つかさ(司)の使は頭中将なりけり。■楠廸庵■茶道具 喰籠 祥瑞茄子喰籠 真葛香斎作 共箱 新品 未使用品。
かの大殿にて出て立つ所よりそ人々は・・・《参り給う》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。e4073 仁清写 渦 水次 泉山窯 宝泉造 金彩 共箱。
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
《内大臣の姫君(雲井雁)と宰相中将(夕霧)との恋物語の原文》
《紫の上、賀茂上社の参詣の後、祭を見物する》
《源氏の大臣は、かつて中宮(秋好中宮)の御母の御息所(みやすどころ)が
車を見物衆の後ろに押し下げられなさったときのことをお思い出しになって、
(源氏の君)「権勢を笠(かさ)にきたわがままなふるまいをして、
ああしたことをするのは思いやりのないことだったのです。K11 希少 古い吉向焼 水差 蓋傷有「窯元 十三軒 吉向焼」造 二つ陶印 金彩夕顔水差 共布 共箱 茶道具。
あんなふうにまったく相手をないがしろにしていた人も、
その嘆きを身に受けるような形で》・・・・なくなったのでした」
とおっしゃる。・即決【古都京都】「釣瓶花入れA-624」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。その詳しい事情については言葉をにごされて、
(源氏の君)「あとに残った人々にしても、宰相中将(夕霧)は、
ごらんのように臣下として少しずつ出世していくにすぎないようです。茶道具 蓋置 俵(たわら)、杉原祥公(すぎはら しょうこう)作。
ところが、中宮(秋好中宮)のほうは、肩を並べる者のない地位にいらっしゃるのも、
考えてみるとまことに感に堪えないのです。東間 茶道具 建水 No.111。
万事、何がどうなるとも定まらぬ世の中ですから、何事も自分のしたいようにして、
生きているかぎりのこの世を過したいものですが、あとに残られるあなたが、
晩年などとんでもない落ちぶれようをなさりはせぬかと、
そんなことまでがつい心配されるものですから」
と源氏の大臣は、お話しかけになって、
上達部(かんだちめ)などもこのお桟敷に参集していらっしゃるので、
そちらのお席のほうへお出ましになった。:即決【古都京都】「井筒B75」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
《八・夕霧、祭りの使いの藤典侍(惟光の娘)をねぎらう》
近衛府(このえづかさ)から立てられる今日の勅使は頭中将(柏木)なのであった。茶道具 蓋置 六角 青海波ノ絵、 花蝶窯(かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作 、桐極箱 新品。。
出立する内大臣のお邸に集まって、そこから人々は・・・・《源氏の大臣の
お桟敷にまいられたのだった。【閑】茶道具 京焼 赤楽蓋置 在銘 木箱付★時代物★5D1215。》
備考・内大臣(雲井雁の父)と宰相中将(夕霧)の不仲は、夕霧と雲井雁の二人が愛し合っていることに不満を持ってのこと。E16 雲華焼 蓋置 風炉師 加州 山崎宗元 海老彫蓋置 共布・共箱 茶道具。以来不仲であるがさりとて、姫君(雲井雁)にとって夕霧以上の婿がいないため悩む親心をあらわしている。:即決【古都京都】「天目茶碗2客D-143」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。■京焼 清水焼 江戸末期 色絵 盛上 花鳥文 蓋物 在銘 骨董 共箱■。
《Wisteria Leaves (藤裏葉)》
He drew back from speaking too openly about the
horrible conclusion to the rivalry.
"The son of the one lady is crawling ahead in the ordinary service,
and the heights to which the daughter of the other
has risen bring on an attack of vertigo.
Life is uncertain for all of us.
We can only hope to have things our way for a little while.
I worry about you, my dear, and how it will be
for you when I am gone."
He went to speak to some courtiers of the higher ranks
who had gathered before the stands.
They had come from Tono Chujo's mansion with Kashiwagi,
who represented the inner guards.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《藤花末叶(藤裏葉)》
只:“再看人的后代:夕霧只是一个普通平民,
好容易逐升官;而秋好皇后位人臣,莫能与并。三浦竹軒(造)金彩草花文 香炉 共箱 共布 政府認定技術保存資格者 茶道具 京焼 未使用 b7244s。
思想起来,在深可感慨!世事无常,夭寿不定,
所以人生在世期,想随心所欲,任意行事。【睦】吉向十三軒 十三軒尚古衛 一重 菓子器 大正期 延命 瓢箪 希少 共箱■。
然而只怕我死之后,剩一人在世,代我身受,
弄得年孤苦伶……”到里,
王侯公卿等都上看台来了,源氏大臣便前往就座。:即決【古都京都】「桐材蒔絵手付花生E-96」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶.蒔絵,香道〝江〟。
近府派来司祭的敕使,是中将柏木。骨董 四代 清水六兵衛 菓子鉢 茶道具 共箱 物故作家物 売切。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。楽焼 茶道具 蓋置 一閑人 貴重品。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。:即決【古都京都】「桐材蒔絵手付花生E-95」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶.蒔絵,香道〝江〟。
左の写真が「源氏物語」藤裏葉の巻の末尾(原本番号25-B)の押印。[大幸] 平安春峰造 白泥四方口窓涼炉 未使用品 上手良品 煎茶道具 煎茶器 煎茶具 古玩。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。:即決【古都京都】「炉縁D-69」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。冬姫は内大臣・通誠の養女。:即決【古都京都】「自在蜀代O-438」茶道具・灯火器〝江〟。
冬姫は通称。:即決【古都京都】「在銘ナイフ型文鎮A-632」茶道具・鉄瓶.蒔絵.香籠〝江〟。正式な名は伊達貞子。T09405 焼物蓋置2、唐木香合1 計3点セット:真作。左端の写真は「藤裏葉の巻」末尾の拡大写真。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 瓦蓋置 藪内流好み 渡邊常庵宗匠御遺考の蓋置 真葛(宮川)香斎 共箱入り。
上の篆書体は、「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の押印。湯冷まし■茶溢し 菊と桐の紋 阿漕焼 直し有 煎茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。【逢絢亭・新品】茶道具 香合 京焼 掻落し香合 榊原勇一 共箱入り。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。楽焼茶器一対袋つき 楽焼手堤茶器(袋つき)。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(藤裏葉の巻)MRI 33―13B
自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。C01319 茶道具計7点:真作。
「源氏物語・国宝」「藤裏葉の巻」主人公の資料
下記写真は、「国宝・源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧と雲井雁
「源氏物語絵巻 」(国宝)夕霧(左)と雲井雁(右)
右下は、雲井雁侍女
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。茶道具 蓋置 色絵 八ツ橋、 京焼 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「藤裏葉」原本に記されております。茶道具 薄茶器 青磁酒会壺形 平安 富田静山。紫式部が「藤裏葉」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「藤裏葉の巻」を書いていることがわかります。茶道具 蓋置 六角 七宝 波ノ絵、 京都 花蝶窯(かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作、木箱 新品。。この原詩の言葉の引用は、「藤裏葉の巻」に用いられていることで広く知られている。茶碗・抹茶碗 楽焼 飴釉茶碗 和楽 793。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。建水■廣永窯 松楽造 廣永陶器 廣永陶苑 津市 お茶道具 茶湯 古美術 時代物 骨董品■。
「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)という漢詩文の落款が押捺されている。茶入■文琳茶入【洛東定一作】飴釉 糸切高台 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。茶道具 蓋置 色絵 糸巻、京都 高野 昭阿弥作、共箱 新品。。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。中村譲司 覆黒銀彩 急須 急須台付 茶注 茶器 煎茶道具 煎茶 [C NG0078]。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。【閑】浅田銘 染付『蓮花鳥文』煎茶碗/犬山焼 赤絵『花鳥文』煎茶碗/盃 茶道具 時代物★3D0803■。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。茶道具 蓋置 色絵 傘、京都 高野 昭阿弥作、共箱 新品。。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【閑】十七代永楽善五郎造 色絵乾山菊 ぐい呑み 煎茶碗 茶道具 共箱 美品 4D0926 ■。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。新春 皆具■ 鳴滝窯 橋本城岳造 色絵扇面霞文 皆具一式 [水指 建水 杓立 葢置]■ 茶道具 木箱入り №8336■。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。楽焼 菓子鉢 徳又斎樂徳造 平安 茶道具。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。【閑】煎茶道具 平安松泉造染付『賢人図』煎茶碗 五客セット茶道具 4D0217■。撮影後、展示のために再表装をしております。【閑】幕末京焼名工 宮田亀寿作 銚子(一対)水注 酒器 共箱 茶事/茶道具★希少品★ 4D0407 ■。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 楽焼 五徳蓋置 川崎和楽 共箱入り。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。伝統工芸 工芸美術 *片口水注 水注*鉄製 鉄器 鉄瓶 陶器蓋 唐草 三桐文*高橋敬典 敬典 銘 在銘*共箱 共布 敷物付属。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【閑】明治期 油灯 オイルランプ 陶器製☆時代物☆3C1109■。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【八八八】加州 山崎宗元 雲華焼 瓢形 蓋置 ◆共箱 茶道具 【a-311】。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 京焼 代赭交趾 千切蓋置 中村翠嵐 共箱入り。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 京焼 六角 七宝の絵 花蝶窯 手塚石雲 極め:奥様の手塚和代 共箱入り。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。■ 茶道具 短冊箱 揃一式 ■ 在銘有 収納箱入り №5670■。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。【閑】明治期 染付『花文』瓢形 等 盆巾入 盆巾皿 二点セット / 茶事 茶道具☆時代物☆R30412■。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。茶入 肩衝 茶道具 抹茶 仕覆。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。E25 銘:三浦竹軒 菓子鉢 梅柄 菓子器 盛込鉢 /茶道具 (kngs)。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。☆乾山写し☆清閑寺釜☆蓋置☆武蔵野蒔絵☆祥造作☆共箱☆。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。楽吉左衛門 13代(惺入) ★ 赤楽穂屋蓋置 ★ 共箱 ★ 淡々斎書付 ★。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【逢絢亭】茶道具 菓子鉢 京焼 片口 刷毛目 紫翠窯 西村徳泉 共箱入り。母は後水尾天皇皇女女二宮。【閑】平安楽峰造 色絵『花文』 急須 煎茶碗(五客) 煎茶器揃え 共箱 / 煎茶道具 3C0224■。実母は近衛家女房(瑤林院)。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 京焼 六角 七宝波の絵 花蝶窯 手塚石雲 極め:奥様の手塚和代。幼名は多治丸。楽印 灰器。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。【閑】明治期 煎茶飾り 細工彫『笹の葉にカタツムリ』時代物/ 茶道具R30331■。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。茶道具 京焼茶入 刻銘あり 高さ6.5cmx直径5.5cmぐらい。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。茶道具 茶入れ 高取釉飾 巌造 サイズ 直径75mmx高さ45mmぐらい。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。【閑】刷毛目 宝瓶/ 茶事 茶道具 3C0330■。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。建水■裵楽 雙璧庵 平建水 白泥 白楽 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。徳又斎楽徳 ★ 赤楽灰器 ★ 共箱 ★ 灰皿 ★ 検索: 黒楽 飴釉 茶道具 ★。
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